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俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

てくてく歩きのパリ ~サクレクール寺院~

2019年08月28日 |    パリ(2019)

モンマルトルのシンボル、サクレクール寺院へ向かいました。モンマルトルはパリで一番高い丘(130m)で、そのてっぺんに建っているサクレクール寺院に行くには、かなりの階段を登らなければなりませんが、ケーブルカーもあります(ケーブルカーは地下鉄のチケットで乗れます)。ちょっとの距離ですがやはりケーブルカーは楽ですね(^-^)
<ケーブルカー乗車口>

ケーブルカーを降りると、夏の陽に照らされた白亜の美しいサクレクール寺院正面に出ます。こんな建物をロマネスク・ビザンチン様式というそうですが、パリによくある教会とちょっと趣が違いますね。ビザンチン様式といわれる所以でしょうか?この日はよく晴れたお天気のよい日で、正面から見る教会は、なお一層神々しく見えました。
<サクレクール寺院>

パリで一番高い丘に建つ教会なので、教会前の広場からはパリの素晴しい景色が一望できます。下の写真はモンパルナス~その東側を見たもので、右側に小さく写っている黒いビルは、高さ210mの高層ビル、モンパルナスタワーです。


教会の中に入ると何か行事が行われている様で、正面祭壇辺りには近づけませんでした。祭壇後ろの天井に描かれた美しいモザイク画にはキリスト、マリア、法王など多くの人々が生き生きと描かれています。
<主祭壇後ろの天井モザイク画>

世界中から来た信者を包み込むようなポーズのイエス様ですね。



これまで4回のパリ訪問でパリに到着するのはいつも夕方でした。CDG空港からパリへ向かう車の車窓から、夕景色の中にサクレクール寺院が見えてくると、あぁ~又パリに来れたんだな~という感慨が、いつも湧いて来ます。そんなわけで私にとってサクレクール寺院はパリを象徴する場所なのです。