この日は16区パッシ―地区にあるギマールのアールヌーボー建築群を見学する予定にしていましたが、そこに行く地下鉄6号線のモンパルナス駅からトロカデロ駅間が工事中で9月半ばまで閉鎖中という情報を知り、地下鉄が地上に出る6号線パスツール駅からパッシー駅までの景勝ルートに乗るのも目的だったので、それが出来ないならと、アールヌーボー建築群見学はやめ、シャイヨ宮テラスに行くことにしました。地下鉄の他の路線を使えばパッシ―地区に行けないことはありませんが。
シャイヨ宮は、1937年のパリ万国博覧会にあわせて建てられたパビリオンの一つだそうで、 現在はこの中に3つの博物館と劇場があるんだそう。 セーヌ川を望む丘に建てられていて、この建物の両翼をつなぐ中央部分のテラスが、エッフェル塔を眺める場所としては最高の場所だとはよく言われることです。
下は私がエッフェル塔の展望台から写したシャイヨ宮ですが、そのテラスが写っていますね。このテラスからはエッフェル塔が真正面に、しかも間近に見えるので、エッフェル塔の迫力を感じることが出来ます(物に迫力だなんて変な言い方ですけどね)。
<シャイヨ宮とテラス>
が、実際にここから私が写したエッフェル塔が下の写真ですが、迫力なんて全然感じませんね~(^-^) 実際に見るのと写真の違いでしょうかね~。お天気が良かったのでアイアンレースもはっきり見えて、夏空にスッと立つ姿は雄姿というにふさわしいものでした。塔の手前の道の様に見えるのは橋でイエナ橋、その向うにシャンド・マルス公園、ずっと向うにナポレオンが卒業した陸軍士官学校が写っていますね。
<シャイヨ宮テラスからのエッフェル塔>
パリを代表する景観ですね。