今年もユリが咲きました。
一、二日前までは、まだ蕾が硬かったのに、
今日のお昼に気が付くと2輪開いていて、
その他の蕾もかなり膨らみ、今にも咲だしそう。
まだ2輪しか咲いていないけれど、近づくと強い香りがして、
この香りをかぐと、もうすぐ梅雨だな~という気持ちになります。
咲くと、ちょっとうつむき加減になるのも風情があり、いいものですね。
美人に例えられる所以でしょう。
百合は多くの俳人に詠まれていますが、
正岡子規の、「うつむいて 何を思案の ユリの花」の
俳句はよく知られていますね。
杉田久女の、「卓の百合 あまり香つよし つかれたり」という
俳句もありますよ。
俳人達がその特徴を的確に俳句にしているのに感心します。