店内に飾ってある大きなポスター、10月最初の1枚『浴室』の紹介です。
ある時に、家の中で「浴室」で過ごすのが一番快適であることに気付いた青年の、
日常の些細なユーモアを的確に映像化した、1989年制作のフランス映画です。
ジャン=フィリップ・トゥーサンの原作は1985年にフランスでベストセラーになりましたが、
90年代の日本でも、おしゃれフランス文学(笑)的なポジションで人気のあった作家さんです。
映画を上映していた、六本木にあった本当に素敵すぎた映画館「シネ・ヴィヴァン」の閉館から
本年末で30年になりますので、シネヴィヴァンに敬意を込めてのチョイスとなりました<(_ _)>