ゴジラjr.級のフルーツ爆弾。マルセル・リショー//テール・デーグル//那覇市内でヴァンナチュール

フランス/ローヌの 巨匠、マルセル・リショーの新ヴィンテージが届いています。
マルセル・リショーの代名詞ともいえるトップキュヴェ「ケランヌ」の事を、しっかり目の飲み口なのに果実味溢れる味わいなので、
オイラ的に「ゴジラ級のフルーツ爆弾」と表現していますが、ゴジラjr.的な立ち位置のスタンダードクラスのワイン「テール・デーグル」も
凄いフルーツ爆弾です。
フランスやアメリカでは人間国宝級にリスペクトされているマルセル・リショー、日本ではライオンミドリが那覇に移転した頃までは、
比較的地味な存在で希望数が買えたのですが、ここ数年は振り分け必至の生産者になってしまい今年も極少数の入荷です😭

＊マルセル・リショー（フランス/ローヌ）
　　　　　　テール・デーグル2020　￥5990　
　　　　　　（グルナッシュ70％、シラー10％、ムールヴェードル10％、カリニャン10％）

ボルガッタ//８０歳超えのエミリオお爺さんが造る幻のロゼ

イタリア/ピエモンテの良心とも称されることの多い、御年80歳を超えるというエミーリオ爺さん💛と、
その奥様マリアルイーザで営まれるワイナリー、ボルガッタから幻のようなロゼワインが、ついに日本に入荷しました。
元々はご近所の人達の為に造っていたようで、日本から現地に行かれた方々が「ロゼがあった！、美味しかった」と伝え、
都市伝説のような存在だったボルガッタのロゼ「ローザ・ルナ」です。m(__)m
オイラの好きな「ラ・ミッラ」と同じドルチェットで造られていて、飲み比べも楽しめます。

今年こそ『イマジン』

12月8日はジョン・レノンの命日ですので、店内に飾ってある大きなフランス版のオリジナルポスターを
1988年にイギリスで製作されたジョン・レノンの自伝的映画『イマジン』に変えました。
12月８日前後か、名曲『ハッピークリスマス』に合わせて、クリスマス前後に毎年飾っているので
店内で見かけた方も多いと思います。

日本とフランスでは完成早々に劇場で上映されましたが、多くの国では残念ながら劇場公開されずにビデオ発売のみでした。
でもこの映画、撮影監督がネストール・アルメンドロス！（自然光の美しさを充分に生かした、エリック・ロメールの
『海辺のポーリーヌ』やトリュフォーの『日曜日が待ち遠しい！』を撮影した人）ですので、映像の美しさは
ビデオでは絶対に堪能できないと思います。😭　

あと、『クレイマー、クレイマー』でダスティン・ホフマンがフレンチトーストを悪戦苦闘しながら作る名場面も
アルメンドロスが撮影してます。m(__)m

あえて寄せて作った、ロックフォールとイチジクのカナッペ

ライオンミドリの人気メニューの１つ「ゴルゴンゾーラチーズとイチジクのカナッペ」に、
あえて寄せて作った「ロックフォールチーズとイチジクのカナッペ」です。
世界3大ブルーチーズと称されているゴルゴンゾーラとロックフォール、乳種も違えば味も全く違います。
ロックフォールは、美味しいですが塩味が強いのでチーズの盛り合わせ等には入れていませんが、
オイラの勝手なイメージの中で、ロックフォールは12月向きのチーズなので作ってみました。
同じような食材で作っているので、敢えて見た目も同じように仕上げましたが、イチジクとチーズに施す仕事は
全く違いますので、味わいも全く変わります。ディープなライオンミドリ・ファンの方々は、くすっと笑いながら
喜んで頂けると思います、m(__)m。
毎度の事ですが、メニューには書いてないので「ブログで見た似てるカナッペ」等々で頼んで下さい　m(__)m

沖縄でナチュラルワイン//キャンティ・クラシコ＝サン・ジュースト・ア・レンテンナーノ

イタリア/トスカーナ、キャンティ・クラシコのトップ生産者の1つ、サン・ジュースト・ア・レンテンナーノの
バックヴィンテージが届きました。
お世話になっている酒販店さんに極少数しか入荷しなかったので、無理だろうと諦めていましたが
振り分けてもらえました！　m(__)m
サン・ジュースト・ア・レンテンナーノのワインは、著名なガイドブックで毎年のように９５点以上の最高評価を受けていますが、
ワイナリーの当主ルカさんは「点数ではなく、ワインから大地の声を感じてもらえることを望んでいます。
ワインによってもたらされる感動や興奮を大切にしてほしいです」と、語れる素敵な方です。

デイリーな金額ではありませんが、年の瀬も近いので１年間頑張ったご褒美に是非どうぞ　m(__)m
上品さを残しながら圧倒的に芳醇で凝縮感のある味わいです。

＊2017 キャンティ・クラシコ・リゼルヴァ、レ・バロンコーレ　￥9800
　　　　　　（サンジョヴェーゼ,カナイオーロ）