がんばれ、日本
がんばれ、東北
歯医者さんに通っています
私の下の歯は
小さい
子供の乳歯くらい
その
小さな歯と歯の間に
小さな虫歯ができている
「この治療
神経使うんだよね」
と先生は笑いながらいう
「スミマセン
」歯が小さいので
ちょっと削っただけで
神経に響くというか
痛みを感じやすい
先生は私の小さい歯から
虫歯の部分を取り除いた後
歯と歯の間にセロファンを差し込むのだけど
これがまた入りにくい。
「入らんなぁ～」と言いながら
なんとか差し込んでくれる。
何かを塗って
何かを照射して
そして
余分な部分を削ってくれる
先生が歯科衛生士さんに言った。
「小さいからな～」
「そうですよね。小さいから。」衛生士さんが答える。
「ここ沿わして、こうやって完璧や
すごいのに、誰も褒めてくれん」
「そうですね。ここ綺麗に
」「そうやろ
」なんだかものすごく美しく完璧に仕上がったらしい。
それは同業者同士が見れば
おっと驚くぐらいすごいことみたいだった。
そうだよね先生
患者さんは
ほかの先生と比較できないから
それがふつうぐらいにしか思わないよね。
ものすごく綺麗に
ほかの先生だとこんなに綺麗にできないほどできても
わからないものね。
先生ありがとう
先生も褒めてもらいたいんだな
って思ったら
ちょっと身近に感じてしまった
あと1回で終わるかな
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