ラッキーあぐら

幸運の上にあぐらをかく状態

宮部みゆき『ソロモンの偽証』

2015-04-27 21:58:21 | 本と雑誌
今日読み終わった本は宮部みゆき『ソロモンの偽証』である。
『事件』『決意』『法廷』の三部構成でそれぞれ前後篇あるので
6冊という重みである。
読みでのあった作品である。
映画では前後篇となっているようだけど
果たして、どこまで小説の内容を表現できたのだろう?
TUTAYAに来たらぶっ通しで観てみたい。
私の頭の中で出来た映像と本編の差っていうのも
観たみたいと思うのである。
ケストナーの児童文学『飛ぶ教室』は私の好きな本である。
ほんの少しだけ作者の頭の中にあったのだと思う。
マッチャン、どうもありがとうございました。

人から借りた本って自分では選ばないであろう作者だったり
作品なのだけど、
必ず読む事にしている
そこに、新しい出会いがあるのだ。
ロバート・B・パーカーは仕事先のお客さんから紹介された
藤沢周平は兄から入院した時に貰った。
結局は全作品を読むほどに嵌ったのである。
本の出会いは嬉しい出会いだ。
まだまだ、読んでいない新鮮な驚きがあるに違いない。
大工だった父に仕事を引き継ぐ事はなかったけど
本好きのところはみんなが受け継いだものではないかと思う。