ラッキーあぐら

幸運の上にあぐらをかく状態

安田依央の『たぶらかし』

2014-01-27 23:22:17 | 本と雑誌

たぶらかしたぶらかし
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2011-02-04



今日読み終わった本は安田依央の『たぶらかし』。
すばる新人賞の受賞作である。
受賞作だから借りたのではなく、新刊で面白そうな題だったから
借りたのである。
装丁がなんか人の顔なんだけど気持ち悪い。
装丁から先に見ていたら借りなかっただろうな
私はそういう気持ち悪い奴はホーラー映画のようにパスをするのだ。
言っていなかったかもしれないけど
ホーラー映画は観ない主義だ。
観ない主義というよりも怖いのをあえて観るという気が起こらない。
神経が繊細だから怖いのは倍以上の怖さを感じるのである。

話を戻そう。
『たぶらかし』は一般の訳在りの人の代役を務める職業の人の物語だ。
そうそう、帯に宮部みゆきが
『ときどき読む手が止まるくらい笑っちゃいました』って
書いていたので、ついつい借りてしまったのだろう。
宮部みゆきは最近は江戸時代の物語がやたら多いので
現代版とか未来版を出してくれるのを待っているわけである。
ま、本屋で待たないで図書館で待っているので
もうかなり出ているのだろうけど
だいぶ、読んでいないのだ。
読みたい本はなかなか図書館では借りられない
予約びっしり状態で200人待ちとかってあるわけである。
私の気にいっていた作者は直木賞だとか貰ってしまうと
途端にいままで余裕で借りられていたものが、借りられなくなる。
どうも、流れに乗りやすい人が多いんだろうな。
良い本とか作者は無名の頃から自分で探し出す事だと思うんだけど
図書館にも流行物が好きな人が多いのだろう。
だから、好きな作家はなるべく有名な賞を獲って欲しくないのだ。
本も買わないくせに、実に好き勝手な事を言う私だ。


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