『出会えた事が宝物』

今日の麻雀の結果はマイナスだったと思う。
11回くらいやって、トップが3回でビリが4回、チップが1枚しか残っていない。
今日は日本酒を飲んでしまったからかもしれない。
私たちの麻雀結果を記入する欄は4人しかいないけど
真ん中にＯ氏の名前を記入している。
Ｏ氏が亡くなってから何年経ったのか忘れたけど
記入欄の真ん中はＯ氏の場所なのだ。
お酒を飲みながら麻雀をやるのはＯ氏と私だけだった。
二人で2リットルの日本酒を空けたものだ。
私、一人になった時は、頑張って一人で２リットル空けたけど
その頑張りっていうのは無謀なものだと気づいたので
半分に減らしたけど、それでもまだ、無理だったので
氷結に代わったりワインに代わったりしてたのだ。
麻雀のルールはＯ氏が作ったルールだ。
この地球上で、唯一のルールで遊んでいる。
私達は麻雀という遊びの中でＯ氏の事を考えているのだ。
きっと、姿は見えないけど
一杯飲みながら、見ているのかもしれない。
私は可愛がられていたのだろう？
秋葉原に美味しい焼き鳥屋があるんだ。って連れて行ってもらったけど
Ｏ氏はほとんど飲まないでいた。
今から考えると飲まないのではなくて飲めなかったのだろう。
でも、私という不出来な弟子に何か伝えたっかたのかもしれない。
不出来な弟子なのに、随分と可愛がってもらったし
いろんな事を教えてくれた。
おだてながら教えてくれたから
お調子者の私は今でも覚えているのだ。
時々は、困った時に師匠だったら、どう考えるだろう？とか思いのだ。

人生において、師匠って呼べる人がいるなら、きっとＯ氏のことだろう。
Ｏ氏に限らず、私のいろんなお師匠さんは、あっちの世界に行ってしまったようで
切なくなってしまうのだ。
『出会えた事が宝物』
私はいろんな人の教えの中で育てられてもらった。
ありがとうございます。これからも宜しく。