ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

行ってみました紫尾温泉

2022年04月20日 | 日記(?)
友人夫妻と4人で、久しぶりに鹿児島の温泉に行ってきた。
人吉インターチェンジで高速道を降りて、先ずは東洋のナイアガラと自称する曽木の滝に行く。
30年以上前に来て久しぶりだったので、その変わりようにビックリした。
環境整備が進み、滝を見る場所が数カ所あって、以前に比べるとナイアガラっぽくなっていた。
友人夫妻は初めてということで感動してくれたので、連れてきた甲斐があった。


紫尾庵

我々の部屋「こだま」

その後、紫尾温泉に向かい約40分で宿に着く。
宿は、四季の杜「紫尾庵」という全室掛け流しの温泉付き部屋で、我々は露天風呂付きの部屋だった。
接客の女性は明るくてとても気持ちよく、部屋も風呂も申し分なかった。
先ずは露天の部屋付き風呂(この宿には大浴場はない)でゆっくり疲れを取る。
18時から食事に別棟の個室会場に行く。


庭付きの部屋

部屋付きの露天風呂(掛け流し温泉)

食事はこれまた色とりどりの手の込んだ料理が次から次と出て、すっかり堪能した。
食事の接客はネパール人の女性で、日本滞在6年目ということもあり、言葉に不自由はないようだ。
こちらの冗談にも応えてくれていい感じ。
食事終了は7時30分と、約1時間半の夕食は話も弾んで満足でした。
寝る前にもう一度部屋の風呂を浴びてゆっくりと休む。


夕食のお品書き

朝食は8:15からなので、6時半に散歩に出ると、近くに紫尾温泉の公衆浴場があるのを見つけた。
これこれと早速部屋に帰りタオルを1本と入浴料200円を持って行く。
既に4~5人の先客があり、皆顔見知りなのか会話が飛び交っている。
宿の風呂より湯の温度が高く、つるつるする湯の成分も高いようだ。
ゆっくり湯につかって、神社の地下から湧き出し裏の神社にお参りして宿に帰る。裏の神社にお参りして宿に帰る。


紫尾温泉公衆浴場(朝5時から営業)

温泉裏の神社

朝食も品数が多く、満腹状態で終える。
1時間後の9:15に宿を出る。
阿久根から長島の黒之瀬戸大橋に行き、そこの道の駅で土産を買って、阿久根北インターチェンジから南九州高速道に乗る。
途中国道3号線に戻るが、水俣から再び高速に乗り宮原SAで昼食を食べて帰宅する。

今回のメインは宿にありました。
全8室の「紫尾庵」は部屋、風呂、料理、接客、その他のおもてなしも全てに満足できる宿でした。
東南アジアで私が愛用するゲストハウスの対極にある宿と言っても過言ではないでしょう。
その温泉の泉質と共に、四季の杜「紫尾庵」をお勧めします。

アニサキス

2022年03月11日 | 日記(?)
日曜日の夕食に、奥方が近所のスーパーから鯵を一尾買ってきた。
いつものごとく捌くのは私の役目である。
最初はまるごと塩焼きにしようといっていたのだが、
奥方の意見が変わって、半身は刺身で、残りは塩焼きという風に変わった。
なんと、我が家には小出刃と出刃の両方が用意してある。
もちろん全てが私に使いなさいということなのだ。

いつものように、2枚おろしにして半身を刺身にする。
残りには塩をかけて塩焼きの状態にしておく。
刺身は刺身包丁(これもよく切れる柳刃包丁があるのだ)で少し厚めに切り分け、
小ネギを刻んで振りかけてラップし、冷蔵庫に入れておく。

と言うことで、なんとなく贅沢な夕食になり、「天美」の純米吟醸生を味わいながら刺身を堪能する。
3分の1ほどを奥方が食べ、残りは自分のものとする。
6時半頃に夕食が終わり、就寝はいつものように10時。
胃の周りの腹が痛くなって目が覚めたのは夜中の3時である。
キリキリとした痛みで、患部を押さえるとすぐに収まるが、30~40秒間隔でその痛みが襲ってくる。
結局朝まで横になって寝られず、ネットで痛みの原因を探ると出てきたのが、
アニサキス
鯖などの青魚に寄生する寄生虫で、
これが胃に入ると胃壁にくっついてそれに身体がアレルギーを起こして痛みを発するとのこと。
根本的治療は、胃カメラで調べてアニサキスを除去するしかないようだ。

そんな中、正露丸が効果があるという書き込みがある。
正露丸を溶かした溶液にアニサキスを入れておくと2時間後にアニサキスの動きが止まるような研究結果もある。
地獄に仏、正露丸は海外旅行の必需品なのでストックがある。
早速4錠を飲んで結果を待つ。
しかし1時間待ってもなかなか改善しない。
痛み始めてから4時間くらいである程度落ち着いて、痛みが定期的に襲ってくることはなくなった。
正露丸の効果か。このまま病院に行かずに済むかと横になっていたら、
8時頃また同じ症状が出たので病院に駆けつける。

医者には、アニサキスの可能性を伝えたが、半信半疑で血液検査やエコー診断などをするが結果はなにもない。
念のために明日胃カメラ検査をしますかと言われ、一も二もなく「します!」と返事。
翌朝一番で胃カメラの検査をした後、担当の先生が「アニサキスでしたね」と摘出した元凶を見せてくれた。
以外と大きい、と言うより長い。こんなやつが胃の中におったんか。許しがたい。
自己診断だったが、やっぱりアニサキスやったろうが。心の中で担当医に毒づいて一件落着でした。


器に入ったアニサキス2尾(?)下の方が長い。器の上にあるのは大きさ比較のための黒い綿棒

これから鯖と鯵の刺身は何の憂いもなく食べられるでしょうか。
光り物が好きな私は心配です。

変形性股関節症

2022年02月10日 | 日記(?)
このブログでも述べたが、2020年2月に最後の海外旅行でマニラに行ったとき、
千歩歩かずに痛みが出て、街を楽しめなかった時が股関節の痛みが最高潮だった。
実は旅行直前に整骨院に行って、いわゆる施術をして貰ったのだが、
後で考えるとこれがよくなかった。

フィリピンから帰って、先ずは病院の整形外科に診察に行った。
その結果、右股関節には変形性股関節症が見られる。
左も痛かったが、こちらには変形は見られず、何かの拍子に小さな傷がついて、その痛みだろうという診断だった。
当時は右より、むしろ左の方が痛かったので、意外な診断だった。

人工関節の手術という治療もあるようだが、関節の手術は腰や膝にしても従前通りに回復する確率は、
耳にする限りかなり低いようだったので、選択肢から外した。
ネットで治療法を探して辿り着いたのが、自分で治せる変形性股関節症、的な本がいくつかあったので、
図書館から3冊ほど借りてきた。

その中の一つに、椅子に座って爪先が左及び右から8の字を描くように動かし、股関節を緩める「ゆらゆら体操」。
これを左右の足で20回程繰り返し、1日に2回行う。
床に仰向けに寝転がり、膝を90度曲げて踵を椅子に乗せ、乗せた踵にグッと力を入れて15秒ほど保持する。
これを片足10回ほど繰り返し、これも日に2回行う。
その他にもいくつかあって、これ等を試した。

しばらくはこの治療法を試して、その間はウォーキングは中止する。
そうやって、根気よく続けているうちに、2ヶ月を過ぎたあたりから痛みは徐々に収まり始める。
4ヶ月を過ぎたあたりから、股関節の様子を見ながら歩き始める。
2020年の冬になる頃には、5千歩近く歩く日もあった。

あの本のおかげで、手術することなく今日を迎えることができた。
何度か痛みがぶり返したことはあったし、今でもたまに痛みが出ることはある。
しかしながら、その痛みも耐えられないほどでもなく、5千歩程度歩くには差し支えはない。
今でも毎日「ゆらゆら体操」は続けている。
もちろん、治療法の合う合わないは人それぞれだ。
その意味では、私は幸運だったのだ。きっと。

ブースター接種

2022年02月04日 | 日記(?)
2月2日に、コロナ感染症の3回目ワクチン接種をした。
前回は、接種当日の筋肉痛と翌日までの発熱という副反応があったので、
今回もその程度のことは覚悟していた。

3回目ブースター接種の顛末は以下。
2日の接種当日は、11時の接種から夕方に筋肉痛が始まる。
これは今回も左腕を下には寝られないようだ。
発熱は37度程度でキツくはない。
ただ、段々熱が上がってくるのか、1時間半に一回というペースでトイレに起きる。
なかなか熟睡することなく朝を迎える。

翌3日は朝から熱のせいか身体がだるい。
頭痛その他の症状はないが、動きたくない。
食欲もなくて、昼パンを食べて、夕食は抜く。
その頃熱を測ると、38.6度に上がっている。
元々熱発に弱い体質なので、38度を超えると全身だるくて寝るしかない。
解熱剤のタイレノールを飲んで7時過ぎにベッドに入る。
8時と10時台にトイレに起きて、0時過ぎに起きた頃熱が下がっている。
それから6時過ぎまでは熟睡とまではないが、しっかり睡眠が取れたようだ。

立春の今日、ようやく体調が戻って、前回のワクチン接種同様、3日目に回復という過程でした。
前回より熱が高かったので、その分辛かったというのはありました。
ワクチンでこの有様です。
コロナに感染したらもっと酷い症状になる恐れがあるのではないかと怖くなります。
何はともあれ、ワクチンの副反応もなかなかのものですが、3日で元に戻るというのがだいたいの平均ではないでしょうか。
一緒に接種した奥方は、若干の発熱はありましたが、何とか乗り切ったようです。

車検を迎える

2022年01月29日 | 日記(?)
愛車のマツダCXー3が3回目の車検を迎えた。
日頃あまり使用しないので、7年で4万㎞未満の走行距離である。
2年間のメンテナンス契約をディーラーと結んでいる。
そこで半年前の点検で、バッテリーとタイヤの交換を勧められていたが、
合わせて20万円の見積もりに愕然として、先ずはバッテリーはネットで購入して自分で交換した。

最近、アイドリングストップが動作せず、システムエラーの警告ランプがつくようになっていたので致し方なくということもあった。
このバッテリー交換は昔の車に比べて、なかなかに厄介な手続きが必要なのだ。
アイドリングストップ用のバッテリーは重量が半端なく重くて、且つ高価である。
それにもまして、コンピューター制御が主流になった現在では、
バッテリー交換で電源を失うと、メモリーのいろんな部分でデータが失われる可能性がある。
そこで、1500円くらいで購入できるメモリーキーパーという機器を使ってデータの消失を防ぐのである。
バッテリーの交換で最も大変だったのは、設置部分が狭くて、その上バッテリーの重さが腰を痛めるほど重く、
取り出すのも四苦八苦、設置するのはそれ以上に苦労したものだった。
何とかバッテリーを交換した後、アイドリングストップの設定、運転席窓のオート開閉の設定をして、
やっと普通に運転できるようになった。

タイヤの方は、専門店で見て貰ったら、まだ大丈夫だということだった。
何せ、4本交換で10万円もする代物なのだ。簡単には交換できない。
今回の車検では取り敢えずタイヤはこのままでといってお願いしてきた。
今日ディーラーで代車を借りて帰ってきた。


クロスオーバーのCX-30。四の五の言ってもやっぱり新車はいいなぁ

さてその代車は、CX-30。
CX-3ではメーター機器類の上にパネルが出て、そこに直接速度や車間距離の情報が写るようになっていたが、
CX-30ではパネルがなく、フロントガラスに表示される。
車の現在の速度とその道の制限速度情報、追い越し禁止等の規制情報が表示されているのにはおったまげた。
座席の前後移動やリクライニングは電動で、軽く触れるだけで作動する。
もちろんサイドブレーキも電動である。駐車時にはアラウンドビューモニターも作動する。
車の進化はめざましい。
人はますます堕落するのだ、と悔し紛れに「これは人間を駄目にしちまうぞ」と呟きながら帰った。

この代車は、そろそろ替え時の私に、最新車を購入させるためのアピールに違いない。
やっぱり新車はいいなぁ、と。
ダマサレンゾー!