ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

旅の日記-2-

2009年04月04日 | 世界一周日記Ⅱ(写真つき)2008
2008年8月26日  プノンペン

6:30起床。荷物をざっと整理し、徒歩1分のキャピトルへ行く。6$也。
明日のシェムリアップ行きのバスを予約し、ついでに朝食を頼む。
サンドイッチとコーヒーで8,500リエル。1$=4,000Rなので、結構高い。

朝食を終えて、ツアーカウンタを見ていると、日本人らしき女性1人(後で聞いたらキクチさん)。
よく見ると、「地球の歩き方」を持っている。
カウンター内の女性となにやら話していたが、その後困った風にして、近くのいすに座った。
かなり思案の態、ともかく声を掛ける。

話を聞くと、シティーツアーを申し込んだが、今日の便はもういっぱいで断られたとのこと。
カウンターのお姉さんの言では、トゥクトゥクをチャーターしたらということだったと。
トゥクトゥクをチャーターするのはいいが、女性一人で大丈夫だろうかと思案していたらしい。
カンボジアのトゥクトゥクは、ガイドブックや口コミではかなり評判が悪い。
観光には行きたいが、トゥクトゥクは不安だというので困っていたということだ。


↑ナイスGHの前の通り。左のテントがキャピトルGH&ツアー

それじゃあ、私のGHのスタッフに訊いてあげましょう。
大丈夫なトゥクトゥクの運ちゃんをチャーターしてくれるかどうか。
ということで、GHに行って、スタッフに頼んだら即OK。
約半日で10$。見所は全部回りますとのこと。
何の予定のなかった私も「じゃあ一緒に行きましょう」ということで経費折半。

王宮や博物館を回り、セントラルマーケットの汚ーい食堂で麺の昼食。
キクチさんは、こんなところで食べるの、とあからさまにいやな顔。
私は素知らぬ顔で座って注文する。
一緒に観光したからといって、旅のスタンスを変える必要はないと割り切っている。

博物館では、栃木の方から来たツアー客と一緒になり、
タイは、チェンライの谷口先生の話題が出てびっくりした。
それやこれやで、GHに着いたのは午後2時過ぎ。
GHでアンコールビアの缶と水を買って、5,000R。
シャワーを浴び昼寝。

4時頃停電し、エアコン止まる。
下に降りて、知恵の輪や折り紙でGHのスタッフと遊んでいたら、停電復旧。
5:30近くのネットやに行き、メールチェックとブログの更新。
7時過ぎ、同宿の大杉君と近くの「ツーチャン食堂」に行く。
野菜炒め定食とアンコールビアで4$。
今日は早めの停電だったので、もう大丈夫だろう。
部屋の薄型テレビでNHKの日本語放送を見てから寝る。

このナイスGHは10$で、エアコン、ホットシャワー、冷蔵庫、NHKプレミアム放送、
場所もキャピトルに近く非常にコストパフォーマンスがいい。
さらにスタッフが皆フレンドリーで、長居したくなる宿である。
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旅の日記-1-

2009年04月02日 | 世界一周日記Ⅱ(写真つき)2008
昨年の旅行の時の日記をランダムに記録しておこうと思っている。

10月19日  マチュピチュ2日目

7:30からの朝食は隣のホテルのレストランで食べる。
結構豪華な朝食で、ゆっくりと外の景色を眺めながら過ごす。
その後30分ほどマチュピチュ村を散策。
マチュピチュの遺跡に依存している村だということがよく分かる。

既にバスは動き始め、観光客も行動を始めている。
9時にチェックアウトし、バスに乗る。
今日は、インティプンカに行き、マチュピチュの遺跡を見下ろすことにする。
ゆっくりと往復2時間の行程を終えて、マチュピチュで一番見晴らしのいいところで休んでいると、
日本人のツアーがやってきて説明を始めたので、遺跡のことがよく分かった。


↑ マチュピチュの遺跡を見下ろす。つづら折りの道をバスが送迎する。

その後、ワイナピチュに抜ける道のところへ行ったら、日本人青年2人と会う。
アレキパから来て、この後プーノへ回る予定だいう。
もしかしたらプーノで会えるかもね、と言いながら別れる。
日本からの団体ツアーも結構多く、2~3名の個人旅行者も数組見かけた。
残念ながら1人の旅行者は私一人だったが。

2時過ぎに遺跡を下り、マチュピチュ村で昼食兼夕食を3時頃に摂る。
なかなかしゃれたレストランで、意味不明の日本語がトイレのところに書いてある。
串に刺した肉の焼いたのと、ご飯、ビール、コーヒーとかなり贅沢で、
ペルー入国以来最高額の食事だったが、味はいまいちか。

クスコへの列車に乗ると、すぐ前にすごいデブの男と華奢な女性のカップルが乗ってきた。
実は、この列車は向かい合わせの4人掛けの席で、間がすごく狭い。
こんなでかいのが一人乗ると、他の3人はすっごく迷惑なのである。
4時間半の行程をこいつと一緒なのかとうんざりしていたら、途中のポロロで降りたので、ホッとした。

列車の途中で、自然がくれた神々しい風景、
氷河を抱いた山々の、朱く夕日を浴びた姿は、決して忘れることのできないものだった。

9:30クスコの駅に着き、途中水を買ってホテルに帰った。
明日は、朝食で、レストランのおじちゃんと会えると思うと、つい頬がゆるんでしまう。
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