Potential of aromatherapy

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ある日突然糖尿病になる恐れあり

2005年09月26日 | 雑記
知人が若くして突然糖尿病になりました。
食後の血糖値が下がらず、内服をしていましたがそれも効果なく、
インシュリン注射をしなければならなくなりました。

さて、糖尿病とは?
知っているようで意外と詳細は知らないかもしれません。
膵臓からでるインシュリンの分泌不足、作用不足によって、おこる代謝性疾患です。
だから? そうですね・・・・。
血液の中の糖分(血糖)が、上昇したままであるということです。
普通は食事しても、2時間後くらいには低く(110以下)なるのです。
インシュリンは、血液の糖の利用を促進して、糖を下げる働きがあるのです。
インシュリンが少ないと、糖は利用されず残ってしまいますし、
インシュリンは普通にあるのに、糖が多すぎる状況がいつもあると、処理しきれません。
で、血糖が上がるわけです。

いつも甘い血液が流れている状態なのですね。
それゆえ、そのような場合は尿にも糖がでてしまうわけです。
糖尿病というけれども、実は「糖血病」だと思います。

症状は?
・喉が渇く
  しょっぱい物を食べ過ぎると水を飲みたくなるのと一緒です。
・疲れる

  血液の中の糖は満ち足りているのに、細胞には届かないので、
        体は「糖が足りない、エネルギーの元がない!」と悲鳴をあげています。
        そして、さらに食べたくなるわけです。
・食べているのに痩せる
  インシュリン作用が低下すると、脂肪組織の分解とたんぱく質の合成障害を
        おこし、脂肪や筋肉が少なくなります。
・視力が下がる
  血糖が高いことで、レンズの屈折の変化で起こる場合と、
       白内障や網膜症でおこります。
全く見えなくなる場合も多々あります。

食事を必要以上に食べ過ぎることは、インシュリンをたくさん使うのです。
必要以上に膵臓はインシュリンを出すべく仕事をさせられるわけです。

疲れますよね~
20個あれば間に合うのに、40個もないと間に合わないってことです。
それがずっと続くと、膵臓も・・・・・。

でも、このようなことは食事に注意すれば予防は可能です。
でも、食べ過ぎていなくてもなるんですから、恐いところです。

この知人は、全く太っていませんでした。
まだ30前後。
免疫異常反応による膵臓の組織の破壊が原因です。たぶん・・・・・。
急激な発症なのです。
あとはすい臓がんとか、薬の副作用など。

彼女の場合はストレスかもしれません。
免疫機能が低下していたのでしょうか・・・・・・。

だから、「ストレスは万病の元」だと思うわけです。

アロマでストレスの緩和を
 

『生きてこそ』(ALIVE)

2005年09月26日 | 映画
監督:フランク・マーシャル
(「シックスセンス」「ケープ・フィアー」「サイン」「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」などよく知られている映画が多数)
主演:イーサン・ホーク

実話です。事故は1972年で、映画化されたのは20年後の1993年です。

ウルグアイのラグビーチームがチリとの試合のためにアンデス山脈を飛行機で越えようとします。
もうすぐ着陸と勘違いして、高度を低くしたら山にぶつかって墜落します。
45名が乗っていましたが、32名が生き残り、最終的には16名が生還します。
しかも72日後に・・・・・。
無線機が散らばっているに違いないと確信し、雪山の中探しに行きますが、失敗。
いくら待っても救助隊はきません。
壊疽で命を落としたり、雪崩で命を落としたり、徐々に減っていく仲間たち。
このままではいけないと、山を降りて救助を頼むことにします。
険しい山々は、越えても越えても山、山、山。
それでも、「歩こう、どうせ死ぬなら歩きながら死のう!」と、友人を励まし続けて山を降りるのでした。


食べ物をどのようにして生き残ったのかはあまりにも有名なお話です。
亡くなった人たちの肉を食べたのです。
DVDには、生存者のインタビューも録画されています。
神を信じるもの、信じないもの、人肉を食べるもの、拒否するもの・・・・・。
様々な葛藤の中で、ただひたすら生きていったのです。

死ぬのは簡単ですが、行き続けることは本当に修行なのだと思わされる映画です。
たとえ、アンデスの山を越えなくても、毎日私たちは様々な山を越えて生きていくということですね。

子供にみせたくてレンタルしました。
映画としては、イーサン・ホークがいいです。
飛行機の機体の後部半分が折れて飛んでいくシーンは、これまた凄まじいです。
人が椅子ごと雪山の中へ・・・・・。

最後の「アヴェ・マリア」の調べが、悲しく聴こえますが、神の力もあるのだと思えます。