患者さんあつめにいそしむ

私の病棟は、空きがあってはいけない病棟です。

誰かが退院予定となったら、
そこには必ず次の患者さんを入院させます。

それはどこから？
別の階の、4つの病棟から探します。
「回復期」という、骨折や、脊髄損傷などの整形外科の患者さんで、
リハビリ期にある方。
何かの病気で、それ以来リハビリしないと退院できない様子の方。
「亜急性期」といわれる方（この分類は・・・専門的？）

まあ、なにはともあれ、条件があるわけです。
点滴とか、注射とか、治療が必要な方はいけません。
それは全て、病院の持ち出しになるのです。
「一日いくら」と、決まっているのです。
そんな、限りある病棟です。

や～、探せない
先生は
「空くから探してね～」
っていうけれど。

患者さんにとっても、こちらは広くて、環境はいいのですが、
引越しが・・・・・。

熱がすぐにでたり、急変したりすると、元の病棟に戻ります。
そう、うちは安定していることが条件なのです。
でも、人間そんなわけにはいきませんよね。

毎日はらはらどきどきです。
慣れませんし。失敗もあり、凹みます。

退院が決まると、次に埋める人を決めるのが、私の大きな仕事です。
何だかね～
「な～にやってんだか」と、思わずにはいられません。
スタッフが羨ましいです。

仕事だから、毎日やってます。
うん、仕事だから。
世の中好きなことばかりしてはいられません。

　　　　そんなものよね？　ランキングへ　　そうだと言ってぇ。

楽しいこと見つけなくちゃ。
12時間位、病院に滞在してしまいました。