理想の教師？

ナースのお仕事では、研修なるものがけっこうあります。
今日は、『人間とは何か～看護管理者に期待すること』という題で
講演を受けました。

　23才で中学の教師となったS氏のお話です。
　熱血で、不良教師で、遠足のしおりにトイレの場所を書いたが
　男子は「男子いたるところ」と書いたら叱られたそう。
　そんなはみだし教師だった。
　夜のプールに入ろうと決めたら、生徒は50人も集まってきた。
　よせばいいのに、生徒にビールを飲ませたこともあった。
　今ならクビでしょう。
　子供が荒れた時代は、校内暴力もひどかった。
　病気のお母さんに、月を見せようと、屋上におぶっていったら
　落としてしまった（亡くなったそう）生徒。今は中小企業の社長。
　「人間誰だって、人の役にたって、好きな彼女ができたら
　まっとうになれるんだよ」と言った生徒の話。


このような教師が、看護学校の校長になり、医学も看護学も知らなかったが
生徒達が毎日何かを教えてくれたそうです。

ごきぶりは、何の迷いもなく生きているから幸せだけど
人間はいつも何かを選択している。しかも自らの死を選ぶこともできるから
それが不幸だけれども、だからこそ後悔しながら生きていく。
自分と向き合って生きていく。

子供が夢や希望をもてるのは、魅力ある大人がいるからだと
生徒が話したそうです。仕事も同じでしょう。
魅力ある管理職がいれば、夢も希望ももてます。

目指すは魅力ある師長でしょうか・・・・・・・・・。

他の病院や施設などの管理職の方々と、楽しく学べた一日でした。
70歳以上になっている、この先生は、金八先生のモデルになっているそうです。

　　情熱と愛を感じました。

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　ふ～～