Potential of aromatherapy

aromatherapy and golf and movie

笑顔の香り

2009年09月29日 | アロマ
ボランティアさんが、とても嬉しそうに話してくれました。
屋上でお花の手入れをしていたら、患者さんがナースとともに車椅子で
散歩にきて、植えているハーブを嗅いだそうです。

仏頂面の患者さんが、ぱっと笑顔になったそうです。
その笑顔に感動して、

 「いい香っていうのは、本当にいい顔にさせますね~」と。

ボランティアさんは、毎日誰かがいらしています。
紅茶や珈琲、甘酒、カキ氷など、患者さんのお部屋をたずねて、
患者さんとそのご家族に何を飲みますか?と、お誘いします。
デイルームに出てこられる方もいらっしゃいますし、ベッドで
召し上がる方もいらっしゃいます。

カキ氷も、最初はイチゴだとか、メロンとかレモンのシロップを
かけていた患者さんが、徐々に衰弱してくると、何もかけないで
氷だけを食べています。

飲み物のサービスをする期間は、本当に短いと感じるようです。
昨日まで、「美味しいね」と話していた患者さんが、今日はもういない。
そのように感じながらも、今日は今日の患者さんに美味しく飲み物を
サービスしています。

昨日の桂花は、大変好評でした。でも1mlしかないので、大切に
使っています。昨日入院された患者さんが、「本当にいい香り・・・」と
喜んでいらっしゃったようです。
お子さんが中学生と高校生で、とっても過敏で、
「もっと別の氷枕はないんですか?」
「ナースコールを押したらすぐに来るんですか?」
「点滴の棒は、つかまるところがないんですか?」

たくさんの質問攻めに合うようです。
お母さんを大事に思う、お子さんの気持ちです。

そんな患者さんに、美しい花の香りを届けることができて、良かったです。
桂花陳酒って、ありますよね?
杏露酒と似ていませんか?

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講演依頼が多くて、11月までに4回もあります。
看護学生さんたち80名だったり、地域の方々にだったり、ケアマネジャーさん
たちにだったりです。

原稿をそれぞれ作らないと・・・・・・・・・・・・。
難しいですね。