詩集を

「最期の化粧」

　化粧なんてどうでもいいと思っていたけれど
　せめて今夜だけは・・・・・・
　そんな歌が流行ったこともあった

　乳液をぬって
　ファンデーションをうすくすべらせ
　肌色を整える

　眉はいつの間にかなくなっていて
　どこが眉なのか
　眉の太さも　長さも　忘れられた

　淡いピンクの紅をさし
　ちらりとのぞく歯が白い
　口角をあげて　笑って

　人生初めての化粧
　冷たい肌に　初めての化粧


死に化粧は、たいていしています。
男性にもごく薄くしています。
女性にはマスカラも軽くつけて、目元を綺麗にしています。

まぶたにうっすらとベージュのシャドーをのせることもあります。
頬紅をつけるのはあまり好きじゃないので、わからないくらいに。

　（私にはつけないでねって、言ってあります）

詩は何かに投稿してみましょうか。
文章とか言葉を吟味して、いろいろと考えてみようかと思います。