甲子園への遺言―伝説の打撃コーチ高畠導宏の生涯門田 隆将講談社このアイテムの詳細を見る |
この本が、今日から始まったNHKドラマ「フルスイング」の原作本です。
野球好きの人にお薦めです。
特に、野球好きでコーチングに興味のある方には、お薦めの一冊です。
この中に、高畠氏が中学三年生を前に講演したときのお話しが載っていました。
「君たち、豊かな人生をおくるにはどうしたらいいだろう。決して金銭的に、あるいは物質的に恵まれるという意味ではなく、本当の意味での豊かな人生をおくるのはどうしたらいいと思いますか」
「私は、プロ野球の世界で三五年間も暮らしてきました。最初の五年間は選手として、そしてあとの三十年はコーチとして過ごしてきました。そこで沢山の選手たちと出会い、ともに闘い、一緒に汗や涙を流してきました。
その中で、伸びる選手には共通のものがあることに気づきました。そして、それはプロ野球の選手に限らず、一般の人も同じだということがわかってきたのです」
そして、高畠は、プロ野球で、さらに人生そのもので大切な伸びる人の共通点を七つ挙げたそうです。
一、素直であること。
二、好奇心旺盛であること。
三、忍耐力があり、あきらめないこと。
四、準備を怠らないこと。
五、几帳面であること。
六、気配りができること。
七、夢を持ち、目標を高く設定することができること。
今日の、ドラマでも「夢」について、熱く語ってたな。