Design Manhole Cover

Design manhole cover that gathered throughout Japan

青春の残り

2009年08月15日 | 身辺雑記
18切符のことですぞ。

東海道線、山陽本線、山口線、山陰本線を乗り継ぎ、浜田、泊。
姫路で我慢できずに、あなごめしの駅弁を買ってしまった。
旨かった。

途中で、ロシアの娘さんが隣の座席に座ってきた。
まあ、日露親善のためだと、私の身体で良いのならどうぞ、
決意も新たに(そんな、大したもんじゃない)
鍛え抜いたロシア語と行きたいところだが、
なんてったって、ここは日本だぞ(そんなにえばってどうする!)
取り敢えず、私の得意な日本語で、お話しなどしてみる。

ん、でもって、聞き取り調査(取り調べか)
彼女は、ロシアの北の方の町(町の名前が難しくて覚えられない)
オーロラの見える町から一人で夏休みを利用して来たそうです。

富士山へも登った。
って、その逞しい足を自慢げに見せてくれた。

お~、っと!
なんと、
サンダル履き富士登山だと。
おまえは、日本一の山、富士山をなめとんのか!

オイコラ!地元のケーサツ、何やっとんのじゃ!

それにつけても、富士登山の安全対策はどうなってんでしょうな。

てなことは、おいといて。
ロシアの娘さんの逞しさに脱帽状態。

メディアでの報道の如く、この娘さんも日本のアニメについて良く知ってました。
が、私しゃ悲しいかなその様なアニメを全く知らなかったな。

変なところで感心しちゃいました。

明日は、秋芳洞へ行きたいのか。
どこの駅まで行ったら良いのか聞かれても、困っちゃうよな。

「お兄さん、・・・・・って事なんだけど、秋芳洞への行き方分かるかな?」
それだったら、そっちのお嬢さん達が詳しいよ。
なんて事で、電車の中は日露交流の花盛り状態。

旅は道連れ世は情け。

オーロラの国から来た娘さんと、お話ししていて気づきました。
日本人と話すときよりも、真剣に相手の気持ちや言葉の意味、何を話したいのかを聞き取ろうとする、私達が居ました。

お互いが共通に知っている単語の数が圧倒的に少ないんです。
その少ない言葉と状況と表情から、
多分、こうじゃないかなって、相手の云いたいことを考えてみる。

この気持ちが、コミュニケーションの基本なんだろうな~。

彼女とは宮島口駅で別れる。

道中知り合った若者(男性)と、国盗り友達になる。