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「ハードワークが財産」ラグビー代表帰国 快進撃「誇りに思う」

2015年10月14日 | 日記
「ハードワークが財産」ラグビー代表帰国
快進撃「誇りに思う」
2015/10/14 3:30 日経朝刊

 ラグビーのワールドカップ(W杯)イングランド大会で初めて3勝を挙げた日本代表が13日、帰国した。東京都内で行われた記者会見でエディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)は「新しいラグビーの歴史をつくりました」と日本語であいさつし、「彼らは日本の新しいヒーローだ。日本のラグビーを変えることができた。ハードワークし勇気を持って戦ってくれた」と偉業をなし遂げた選手たちをたたえた。




ラグビーW杯から帰国し、記者会見する五郎丸(中央)ら日本代表

 300人を超える報道陣が詰めかけた会見では、選手全員が一人ずつマイクを握った。1次リーグ初戦でW杯2度優勝の南アフリカを破るなど世界を驚かせた快進撃を振り返り、選手からは「誇りに思う」(リーチ主将)「ハードワークが大きな財産」(福岡)という言葉が多く聞かれた。
 全4試合を通じ、正確なキックでチーム最多の58得点を挙げた五郎丸は「このチームは2019年に向けてラグビーを盛り上げることが最大の任務だった。その任務が果たせたことをうれしく思う」。堀江も自国開催となる4年後の次回大会を見据え、「これで満足せず、確実に人気を上げていきたい」と話した。
 今大会を最後に退任するジョーンズHCは「この先、正しい方向に進むには日本ラグビーのマインドセットのチェンジ(意識改革)が必要」と惜別のメッセージを送り、さらなる強化を推し進める覚悟を日本ラグビー界に求めた。
 日本ラグビーフットボール協会の岩渕健輔ゼネラルマネジャーはHCの後任人事について、「次は今回以上の成績を収めないといけない。そのためには選手がこれまで以上に変わらなければいけないし、そういうことを支え、力を出せるHCを任命することが基本線となる」と話した。

経団連会長、政治献金呼びかけを正式表明

2015年10月14日 | 政治
経団連会長、政治献金呼びかけを正式表明
2015/10/14 3:30 日経朝刊

 経団連の榊原定征会長は13日の記者会見で、加盟企業に政治献金を2年連続で呼びかけることを正式に表明した。経済最優先を掲げた安倍晋三政権を経済界が支える方針を傘下の1300社に改めて伝える。献金の基礎資料になる政党の政策評価も刷新し、自民・公明の与党は「高く評価できる」と総括した。
 13日の会長・副会長会議で政策評価の改訂版を了承。自民党を中心にした与党は「強いリーダーシップを発揮しつつ成果を上げており、高く評価できる」として、昨年の評価をほぼ踏襲した。一方、野党の政策評価は2年連続で見送り、民主、維新の党、次世代の党の3党が掲げる政策を並べるにとどめた。
 政策評価は政治献金の参考資料と位置づけており、榊原会長が月末までに企業の自主判断に基づいた政治献金を呼びかける。自民党向けに実施してきた献金の継続を事実上意味する。
 榊原会長は「何か見返りを求めて献金を呼びかけるわけではない」と強調したうえで「今はまさに正念場の時で政治と経済が一体になって毀損した経済を立て直さなければならない」と主張。連携姿勢をさらに強めていく考えを重ねて示した。

巨額M&A世界で相次ぐ

2015年10月14日 | 経済
巨額M&A世界で相次ぐ
インベブ、13兆円でSAB買収合意 ビール、シェア3割 デルは8兆円で
2015/10/14 3:30 日経朝刊

 【ザグレブ=原克彦】ビール世界最大手のアンハイザー・ブッシュ・インベブ(ベルギー)は13日、2位の英SABミラーを買収することで基本合意したと発表した。買収額は710億ポンド(約13兆円)。食品では過去最大のM&A(合併・買収)となる。米IT(情報技術)大手デルは同EMCグループを670億ドル(約8兆円)で買収するほか、米ゼネラル・エレクトリック(GE)は金融部門の一部を米銀大手に320億ドルで売却する。世界で巨額のM&Aが相次いでいる。





 インベブによるSABの買収が各国の独占禁止法当局の審査を通って実現すれば、世界のビール市場の約3割を握る巨大企業が誕生する。
 インベブがSAB株を1株あたり44ポンドで買い付ける。買収の打診が明らかになる前の株価に比べると、50%の上乗せになる。筆頭株主で27%を保有する米たばこ大手アルトリア・グループなど2社には、現金の代わりにインベブ株を受け取ることができるオプションを設けた。巨額の現金収入を得ることで税負担が増すのを避けたいという2社の意向に配慮した。
 両社は9月にインベブによる買収の打診を公表。10月7日にインベブが42.15ポンドでの買い付けを提案したと発表した。SABが繰り返し拒否したため、インベブはそのたびに買い付け価格を引き上げ、5回目の提案で合意に達した。
 インベブは北米や南米で大きなシェアを握る一方、SABはアフリカ市場の開拓で先行する。インベブはSABを傘下に収めることで、成長率ではもっとも有望とみられるアフリカでのシェアを確保したい考えだ。
 インベブは買収した企業でコスト削減を徹底し、規模の利益を拡大することで知られる。SABでもコスト削減策を打ち出すとともに、主原料の麦芽やホップの調達、物流網の統合などで合理化を進めるとみられる。
 SAB株のうち41%はインベブの株式と交換する見通しだが、インベブは残りの株の買い取りのために8兆円程度を自己資金と借り入れで準備する必要がある。欧米メディアによると、1年ほど前から巨額の借り入れに備えて複数の金融機関と協議しており、すでにシンジケートローンのメドをつけているもようだ。
 一方、買収提案を拒否してきたSABは、仮にインベブが断念して提案を撤回すれば、賛成派の株主から非難を浴びるリスクを負っていた。SABの株価はインベブによる買収への観測で変動することも多く、自力でインベブが提示した買い付け価格に引き上げるのは困難との見方が大勢だ。44ポンドでの買い付けには反対しにくいと判断した。
 両社が扱うブランドは400種類にのぼり、時価総額で食品世界最大手のネスレ(スイス)を上回る。売上高でも消費財では世界有数の規模になる。ただ、米国や中国では独占禁止法に抵触し、一部事業の売却を迫られるのは必至。インベブは既に米中の規制当局と問題解決に向けた対応を進めると表明しており、SAB獲得のために事業売却を進めるとみられる。
 
アンハイザー・ブッシュ・インベブ 2004年にブラジルのビール会社とベルギーのインターブリューが統合してできたインベブが母体で、08年には「バドワイザー」のブランドで有名な米アンハイザー・ブッシュを買収した。
 
SABミラー 南アフリカで創業したサウス・アフリカン・ブルワリーズ(SAB)が、2002年に米たばこ大手のフィリップ・モリスのビール部門「ミラー」を買収して発足した。本社は英国。アフリカでの事業に強みを持つ。