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ホンダ「NSX」10年ぶり国内発売 HVで復活

2016年08月25日 | 企業研究
ホンダ「NSX」10年ぶり国内発売 HVで復活
2016/8/25 11:00 日経新聞

 ホンダは25日、高級スポーツカー「NSX」を約10年ぶりに国内で発売すると発表した。高出力の3つのモーターを使ったハイブリッドシステムを搭載し、初代モデルより馬力を2倍に高めた。価格は初代の3倍近い2370万円になる。性能とデザインを刷新して伊フェラーリや独ポルシェに対抗する。

 専用設備や認定エンジニアがいる約130店の「NSXパフォーマンスディーラー」で同日から受注を始めた。初代は栃木県で生産する国産だったが、新型はスポーツカー市場が大きい米国のオハイオ州の専用工場で製造する。全米から熟練工約110人を選抜。塗装は4日間かけて11層の重ね塗りをするなど最高級の品質にこだわる。

 排気量3.5リットルのV6ツインターボエンジンで出力はシステム全体で581馬力になる。初代は1990年に発売。量産車として世界初の総アルミボディーを採用した。エンジンを車体中央に置き、軽くて運転しやすい本格的なスポーツカーとして話題を集めた。2005年末の生産終了までに世界で累計1万8737台を販売した。

 新型NSXは路面や天候に左右されず、運転しやすいスポーツカーという初代のコンセプトを継続。市街地の走行に適したモードや運転席からの広い視界、乗り降りしやすい座席にこだわった。

 八郷隆弘社長は同日、東京都内で開いた発表会で「操る喜びを追求することがホンダの永遠のテーマ。新型NSXで実現した」と述べ、世界でブランド力が高まることに期待した。ホンダは独自の最新技術を注いだスポーツカーの投入で販売が低迷する日本市場の活性化もめざす。