MA by So Shi Te 

南青山のインテリアショップ MA by So Shi Te のブログです!
毎日の出来事を綴らせていただきます。

Sybil 多重人格

2008-08-29 00:15:24 | Personal


最近パーソナルなお話ばかりですね。
 近々また新しい商品が入荷するので、 
  新商品情報を数日中にアップします!
   今度はシンプルでスタイリッシュな陶器のライトです。

さて 今日はちょっぴり心理学系のお話。
 大学の専攻が心理学だったので、心理学関連の本を読むのが好きです。
  心の病気というのは現れ方が十人十色。
   本当に興味深い学問です。
   
学術的に人それぞれを分析すると、
 誰しも何らかの心理的症状を持っていたりします。
  対人恐怖症も度合いの違いにしろ、多くの人が持っている症状ですよね。
   
病気が顕著に現れる方もいらっしゃいます。
 
Sybil という本をご存知でしょうか? 
 日本では「失われた私」というタイトルのようです。
  私が大学生の頃に読んだ本。
   最近読書をしていないので、イギリスより持ち帰った本を再度読み直そうかと思い、数日前から読み始めています。
 
多重人格症のノンフィクションのお話です。
 同じ系で「24人のビリーミリガン」と言う本もあります。
  一人の人物に何人もの人格が存在してしまう病気です。
 
Sybilの場合は16人の人格が存在し、
 それぞれ名前が違ければ、性格も容姿も異なります。
  幼い子供であったり、男性であったり。
   Sybil本人はそれらの存在を全く知らず、
    意識を失った状態で、他の人格が行動をするのですね。

何故そんな状態になってしまったのか?!
 多くの心理的症状に共通するように、
  外部から自分を守るための防衛手段とでもいいましょうか、
   心の傷を別の人格が対応する、一つの生活環境への対応手段だと思います。

幼い頃の家庭内環境が大きく影響し、
 自分に対しての自信を失い、 
  その心の葛藤と戦うために別の人格が現れるのですね。

読んでいてふと思ったのですが、
 人格や性格というのはいくらでも修正できるものなのかなっと。
  Sybilの16人の人格は、性格も全く異なり、言葉遣いなども違う。
   一人の人間にそれだけ人格が現れるということは、
    一人の人間はいくらでも人格や性格を補正することもできるはず。

内向的で悩んでいる人も、
 外向的になろうと努力をすればなれるはず。
  望めばいくらでも性格など変えられるはずです。

心の病には原因が必ずあります。
 薬は一時的に緩和をするだけで、
  解決策ではありません。
 
心の病の原因を認識し、
 克服しようとする強い意思が必要です。
  Introspection。自分の内面を分析すること。
   大事なことですね。

心の話は尽きないので、この辺で。
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