英語やスペイン語を勉強できるビデオを YouTubeで探すのが日課のようになって久しい。そうしていると競争の激しい英会話教室・教材等の広告がちょくちょく映像に刺さり込んでくるようになった。見たくなくても目に入ってしまうこと多いのだが、中には「カチン」とくるもの、「むっ」とするものもある。
特に私が嫌いなのは、某オンライン英会話の広告で、レストランやファストフードのシリーズ。例えばレストランで客が「スープ」を注文するのだが、発音が「ソープ」に聞こえるので意地悪なウエーターがほくそ笑みながら石鹸をお皿に入れて持って来る。客も客だが仕方なくそれをナイフとフォークで食べようとするのだ。これってなんの冗談? わ、笑えるの?
そのシリーズにはもっと暴力的・屈辱的なのもあり、私は笑えない。その国のネイティブと同じ発音をしないとそんな目に合うわけ?だからネイティブとオンラインで学べって?だいたいそのユーモア感覚が理解しがたい。
英語ネイティブがそんなに意地悪なら、英語学ぶ気なくすよねぇ。モチベーション撃沈である。
だけどよく考えて。英語ネイティブ圏の人口に対して、非ネイティブで英語を話す人口は4ー5倍多いという話じゃないか。そもそも私が英語を始めたのは、アジア圏を旅行する際のローカル&旅行者とのコミュニケーション共通言語として、今から学ぶなら英語しかないと思ったからだ。英語圏に出向いて英語ネイティブと話すことは夢でも目標でもなかったはずだ。
>>ネイティブはこんなフレーズ使いません。
>>ネイティブはアイムファインなんて答えません。
>>あなたが習った中学英語はネイティブに通じません。
…脅し文句はさんざん聞いた。
広告は、あの手この手でやってくる。
だけど英語ネイティブとしか通じない英語習ったら逆に困るっしょ(開き直る)。
自分の国の英語が唯一正統だと思っている人たち、自分の国のスペイン語だけが正しいと思っている人たち、自分たちは標準語だと思っている北海道の私たち(笑)。みんな大きな勘違いである。
おはようございます。
私も尤もらしい詭弁・危言で客寄せする広告を苦々しく思っていました。
ダメダメ尽くしの脅し文句を並べて得意になっている(マウントを取ろうとしている?)人には物凄く腹がたちます。
これからもよろしくお願いします。(ゆ~)
同感していただいて嬉しいです🥰
最近はスペイン語ネタより、英語ビギナーネタ、日本語教師ひとりごと、などが増えてきましたが、今後ともヨロシクお願いします。