通訳ガイドの異文化ウォッチング、というサブタイトルに惹かれて、某施設の図書コーナーから借りてきた『旅が仕事』。積んだまま、うかうかと2週間過ごしてしまうところだった。たまたま teacup 内で「通訳ガイド試験」が話題になっているのを見かけ、おっと読まなくちゃ!と思い出してパラパラめくってみた。
この本は10年ほど前のパソコン通信から誕生したもので、平凡社から1996年に発行された。著者は志緒野マリさん。大阪生まれ。大学在学中に「バスガイド」のアルバイトを経験し、マイクを持って案内する仕事が “肌にフィットした” 彼女は、大学卒業後通訳ガイド(英語)を目指し、留学も英会話学校も経験することなく1年で「通訳案内業試験」に合格。英語ガイドだけでは食えない?その他の理由から大阪外大に学士入学してスペイン語の勉強をし、メキシコに国費留学、その後スペイン語ガイドのライセンスも取得。す、、、すごすぎる。まぁ、あまり立派な経歴を読んで落ち込んでもしょうがないので、面白い話をちょっと。。。
ガイドの方法論は、言語によって変わるらしい。
英語のお客を扱う調子で、スペイン語のお客を扱うと、なんだかうまくいかないらしい。
「どんな違いがあるかというと…。」本文より引用:
時間にルーズである。(誰でも想像できる点である)
お金にもルーズな傾向がある。(大きい声では言えないがそうなのだ)
時として、理屈が通らない論理をふりまわす。
やんちゃである。
客だけど、喧嘩ごしで話してさしつかえない。(翌日にはケロッとしている)
あるとき、スペイン人とドイツ人半々のツアーで、旅館での宴会も無事終わり、部屋で熟睡していた彼女は、電話でたたき起こされる。もうろうと、呼ばれた「バー」まで出向いてみると、「ラ・バンバ」のスペイン語のカラオケを見つけて大喜びのスペイン人たちが、「バーバン・バンバ♪」と踊り狂っていたという。傍らでウェイトレスが、誰が何を注文したかわからなくなって困っていたのだが、スペイン人は気にもとめない。ひとりが「勘定は全部僕につけておいて」と言って、おしまいなのだ。へぇ~、太っ腹~!
ちなみにドイツ人は、「自分のビールをほかの人につがれると、もめることがある」らしい。
何ヶ国もの人が集まったツアーは、各言語ごとに対応チャンネルを切り替えるのがたいへんなようだ。
…と、ここまで書いてヒトツ思い出したことがある。そのうち「旅のよもやま話」に載せますわ。ふっふっふ。。。
この本は10年ほど前のパソコン通信から誕生したもので、平凡社から1996年に発行された。著者は志緒野マリさん。大阪生まれ。大学在学中に「バスガイド」のアルバイトを経験し、マイクを持って案内する仕事が “肌にフィットした” 彼女は、大学卒業後通訳ガイド(英語)を目指し、留学も英会話学校も経験することなく1年で「通訳案内業試験」に合格。英語ガイドだけでは食えない?その他の理由から大阪外大に学士入学してスペイン語の勉強をし、メキシコに国費留学、その後スペイン語ガイドのライセンスも取得。す、、、すごすぎる。まぁ、あまり立派な経歴を読んで落ち込んでもしょうがないので、面白い話をちょっと。。。
ガイドの方法論は、言語によって変わるらしい。
英語のお客を扱う調子で、スペイン語のお客を扱うと、なんだかうまくいかないらしい。
「どんな違いがあるかというと…。」本文より引用:
時間にルーズである。(誰でも想像できる点である)
お金にもルーズな傾向がある。(大きい声では言えないがそうなのだ)
時として、理屈が通らない論理をふりまわす。
やんちゃである。
客だけど、喧嘩ごしで話してさしつかえない。(翌日にはケロッとしている)
あるとき、スペイン人とドイツ人半々のツアーで、旅館での宴会も無事終わり、部屋で熟睡していた彼女は、電話でたたき起こされる。もうろうと、呼ばれた「バー」まで出向いてみると、「ラ・バンバ」のスペイン語のカラオケを見つけて大喜びのスペイン人たちが、「バーバン・バンバ♪」と踊り狂っていたという。傍らでウェイトレスが、誰が何を注文したかわからなくなって困っていたのだが、スペイン人は気にもとめない。ひとりが「勘定は全部僕につけておいて」と言って、おしまいなのだ。へぇ~、太っ腹~!
ちなみにドイツ人は、「自分のビールをほかの人につがれると、もめることがある」らしい。
何ヶ国もの人が集まったツアーは、各言語ごとに対応チャンネルを切り替えるのがたいへんなようだ。
…と、ここまで書いてヒトツ思い出したことがある。そのうち「旅のよもやま話」に載せますわ。ふっふっふ。。。
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