昨年より予定していた、今年の3月か4月頃
パリの凱旋門を梱包するプロジェクト作品を観る計画を立てていた
新型コロナウイルスの影響で21年9月に延期になった事は早々に知っていた
が、突然、今朝同行予定者からクリストの訃報メールが届く
悲しいの一言添えて・・・
環境アート作品を作成していた芸術家夫婦 ⇒ クリストとジャンヌ=クロード
以下、「美術手帖」より転載
クリストは今年、パリの凱旋門を梱包する作品《l’Arc de Triomphe, Wrapped(Project for Paris, Place de l’Étoile-Charles de Gaulle)》を発表する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で21年9月に延期。
訃報を伝えたクリストとジャンヌ=クロードスタジオは、Twitterで「クリストとジャンヌ=クロードは、ふたりの死後も進行中の作品を継続することを常に明言してきました」としており、凱旋門のラッピングは予定通り行われることが明らかにされている。
クリストはかつて「美術手帖」のインタビューに対し、「2度と見られないことを知っているから、たくさんの人が見に来るのです。プロジェクトは所有できない、買えない、入場料も取らない、すばらしく非合理なものです。ありふれていない、役に立たない(ユースレス)ことこそが、クオリティーを支えているのです」と語っている。
《包まれたライヒスターク、ベルリン、1971-95》や《ゲーツ、ニューヨーク市、セントラルパーク、1979-2005》などの大規模作品で知られるクリストが5月31日、84歳で逝去した。
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