新宮熊野神社の大イチョウと長床
※大イチョウ:黄金色の紅葉は11月上旬だそうです
田園風景を走って右折すると、立派な鳥居と大注連縄が見えた
当日は保存会の皆様がボランティア活動で清掃をしていました
両部鳥居(りょうぶとりい)
本体の鳥居の柱を支える形で稚児柱(稚児鳥居)があり、その笠木の上に屋根がある鳥居
名称にある両部とは密教の金胎両部(金剛・胎蔵)をいい、神仏習合を示す名残り
両部鳥居を横から見ると、柱に袖柱(稚児柱)が付属しているのが分かります
和歌山県 熊野速玉大社と同じです
鳥居の横、立派な大ケヤキ
手水舎
狛犬の阿吽
(正面)前髪が可愛いですね
熊野神社長床(国の重要文化財)
境内の参道を歩いて正面の長床から「二礼二拍一礼」
※通常も本殿(熊野三社)にむかってご参拝するとお聞きしました
長床は熊野神社の拝殿で茅葺寄棟造り
直径45.4㎝の円柱44本が5列の並び、各柱の間は303㎝の等間隔で全部吹き抜けです
↑ 国指定重要文化財(建築物)=上記より抜粋=
前身建物は各所に残る部材の様式手法から、鎌倉時代初期のものと推定される
解体修理では、できる限り当初の姿に復元した
熊野神社の拝殿として建てられた「長床」は
44本の太い柱が等間隔に5列並び、周りには壁も扉もない吹き抜けの構造となっています
調べているとこんなのがありました
↓
長床の七不思議 ?
①、三社の屋根には鳥がとまらない。
②、長床に鳥が巣をかけない。
③、長床の中には蚊が入らない。
④、長床の最北の隅に板が敷かれない。
⑤、村に火災が起こっても二軒以上燃えない。
⑥、栗の一年生に実をつける。
⑦、熊が来て神前に詣でる。
長床(拝殿)
本殿 熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社の熊野三社を祀っています(本殿前、修復中)
主祭神 家都御子神、熊野速玉大神、熊野夫須美大神)
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鐘楼
旧文殊堂
長床(全景)
宝物殿 必見 !
木造文殊菩薩騎獅像=大きな獅子に乗った全長285㎝の像、髪型、指、目などの特徴から鎌倉時代初期の作
参考コチラ
側面
正面
銅鉢など国や県の重要文化財となっている文化財
神仏混淆の名残りで、 明治時代初めに廃仏毀釈のあおりを受けて、多くの仏像や文化財が失われてしまったが
神社は存続し、現在は神社近辺の集落住民で結成された保存会によって維持管理されています=参照wiki=
拝観料は納得の価値 (*^-^*)
新宮熊野神社の前に漆喰をとった倉が、会津の歴史が見えました
= 御朱印 =
いつか「紀伊山地の霊場と参詣道」
熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社の「熊野三社」にも、、、と
駐車場、横に生っていたザクロ
駐車場、前の八百屋さんもすべて100円で販売していました
続いて会津坂下「伊佐須美神社」へ参ります
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