
1/30(木) マーマレード作りを中断して
電車で北浜⇒大阪市中央公会堂へ。
ガイドツアー参加者は50人くらいで
まずは
1/26(日)も観た展示室で
この公会堂の沿革についての
詳しい説明を聞き、1/26の予習効果もあり
さすがに良く理解できた。
期待の特別室に入り
さぁ、いっぱい写真を撮ろう!
と張り切ったのに
カメラアプリの作動がおかしい…😥
何ちゅうこっちゃ~
スマホを買い替えなあかんわ~😩
やむなく、スマホのご機嫌を伺いながら
ガイドさんの説明を聞きながら
ゆっくりと、あちこちを撮影。
天井画のテーマは日本神話・天地開闢(てんちかいびゃく)
イザナギのミコト ↑ と イザナミノミコト ↑
↓ ↓
この2人の下に描かれているのはスサノオノミコト
↓
その左横 (南) の絵は、仁徳天皇が
東の方向 (描かれている山は生駒山) を眺めながら
↓
夕げの頃なのに、民の家から
飯を炊く煙が上がっていないのを見て
3年間の納税を免除した「民のかまど」の逸話の絵。
↓
仁徳天皇が読んだ歌とされる
「高き屋に のぼりて見れば
煙立つ 民のかまどは にぎはひにけり」
舒明天皇の「…国原は煙立つ立つ」は
仁徳天皇の歌を模倣したものか? と思ったが
仁徳天皇の歌は平安時代に
誰かが仁徳天皇を思って詠んだ歌らしい。
ということは
舒明天皇の歌を真似て作った?
舒明天皇の歌よりも
現代文に近いのもヘン。
東側の絵は、
鏡を見る女性 ↓ 機を織る女性 ↓ 勾玉を磨く男性 ↓
工業生産、商い、文化の街大阪にふさわしい絵が描かれている。
東窓のドーム型の窓 ステンドグラス カーテン
↓
真ん中の一番上に鳳凰 ↓
二羽の鳳凰の頭の間のカーテンにも鳳凰が織り込まれている。
逆光で、暗くて撮影が難しい。 ↓
本当はこんなきれいな赤なのに。周囲のステンドグラスも美しい。
↓ ↓
このカーテンの模様は「獅子狩文」
実物は触ってはいけないので
広げて見せてもらえたが、撮影は失敗😩
これは、1階の展示室に展示されていた初代のカーテン。
天然大理石の腰板や床も、実に芸術的。
↑
ガイドさん。公務員ではなく、協力会社の社員だそうで
このガイドツアーは3月いっぱいで無くなるのだと😩
もう一回見学したいのに~。
床の大理石の一枚一枚も見ごたえあり
アンモナイトの化石はないそうだが
ウミユリの化石など、いろいろあるらしい…。
でも、ゆっくり見ている時間がない。
この床の天然の大理石は
薄灰・濃灰が市松模様で敷かれているが
これらは、濃淡9枚ずつを並べているのではなく
1枚の大理石が9枚に見えるように
黒い筋を入れてあるのだと!
現在ではこの加工ができる職人はいないとのこと。
その他、ドアの彫刻なども
現代では再現できないほどの
高度で緻密な技術がちりばめられ
大金が投入されたことがよくわかる。
しかし、反対にコスト削減で作られているものもあり
大理石で作られているように見えるこれらの柱は
↓
木材に漆喰を塗り付けたもの。
↓
名古屋市市政資料館もそうやったな~。それでいいと思う。
階段は6カ所あり、豪華階段と ↓
実用的階段とがあり、金属の装飾も ↓
それらの両端の柱も全然違う。
↓
この階段のすぐ隣に ↑
長い丸太ん棒のようなものが立っている。
これは何なんだろうと
掲示されている解説を読んでビックリ\😲/
何と、地盤補強するために、この公会堂の下に
4千本以上も打ち込まれていたのだと!
免振工事のために掘り出されたこれらの木は
80年間も地中に埋まっていたのに若々しく
「全て再利用された」と、ガイドさん。
富山県魚津市で見た埋没林の木々も
藤原京の柱も、元寇の木の舟や碇も若々しかった。
スゴイね~、木の生命力って。
公会堂の沿革・その他の見どころは
こちらを、ぜひ、ご覧ください。
もっときれいな特別室などの写真を
たくさん見たい方はこちらを。
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