1/7(土)の施術は10時~17時寸前まで
かかってしまい
着替える時間も休む時間もないまま
エンジョイ空手。
参加者は大人の女性3人と子ども3人。
まずは、私と大人の女性3人の4人でバトン。
バトンも空手も
上手くなるには肩甲骨が
滑らかに動くことが大切。
そこで、両手でバトンの8の字回しをしながら
お互いに肩甲骨の動きを触ってみることにした。
これは整体セミナーでもよく良くやっている実習で
そのたびに
私と他の人達の肩甲骨の動きは
「全く違う」と誰からも言われる。
私のは…「不思議な振動」とか
「とても複雑なベアリングのような動き」
と言われ
他の人達の動きは
「カクンカクンと動いている」と。
私の肩甲骨は、バトンを大きく上に回すと
この濃い桃色の肩甲骨の位置か ↓
これ以上に大きく動く。
私の肩甲骨の動きを
私が触ってみることはできないのが悲しいが…。
肩甲骨の動きはとても複雑で
いろんな方向に動き
ネット検索すると このように
たくさんのサイトがある。
ところが、解説の足りないのや
分かりにくいのも多いため
これに書き足してみた。
バトンも空手も動きが早いので解説しづらいので
動きがゆっくりな弓道の方が解説しやすいと思い
高校3年の夏の写真を引っ張り出してきた。
この状態(大三) ↓ から引き分けて
開ききった状態(会) ↓ に至る間
右肘は 上⇒下、前⇒後ろ、内⇒外に動く。
その時、肩甲骨は
①下方回旋
②下制
③外旋(胸を開き、左右の肩甲骨が接近)
するはず。
だが、③の外旋で左右の肩甲骨が接近させると
肩幅が縮まり(青矢印1の方向に動き)
弓を大きく引くことはできない。
なので、外旋させながら
青矢印の2の動きを頑張ってしないといけない。
これがツライ。
青矢印の1.2の動きは
どこのサイトにも書いてないのだが
弓道でも空手でも、2の動きはとても大切。
会の時
・弓を握っている左手を
真横に伸ばして
手を的に向かってできるだけ伸ばすように
・右肘はできるだけ体から離すように
頑張ると、左右の肩甲骨は青矢印2の方向
=外則にスライドするように動く。
これは、↓ 矢が離れて飛んで行った後の残心(身)
この時の左腕も肩甲骨も
会のとき以上に青矢印2の方向に伸びている。
空手のこの時の左肩甲骨は ↓
上の弓道の左肩甲骨とよく似た動きをしている。
腕を前に伸ばしているように見えるが
右肩を後ろに引いているので
胸は前向きではなく横向きなので
胴体に対して腕は横に伸びている。
ミットを打った瞬間は、離れ同様
肩甲骨はさらに外側にスライドしている。
なので、空手を習った時、すぐに
「弓道の動きと同じや~」と思った。
弓道はゆっくりなので
肩甲骨を意識して動けるが
空手もバトンも
肩甲骨を意識する暇などない。
ましてや、肩甲骨を動かす様々な筋肉を
これは収縮させ…、これを伸ばし…
なんて意識できるはずがない。
なので、動いている最中は
どの筋肉を使っているかなんて
全く分らない。
私が最強の筋肉痛に苦しんだのは
初めて肘打ちの稽古をした
この稽古の後で
痛みが消えるのに、1週間もかかった。
この動きは、ヒポクラテスの誓い
の最後のシーンで、映像は3秒くらい。
実際に動いていたのは30秒くらいだったのに
痛かった~。
筋肉痛がおきた後に
「肘打ちで使うのはこれらの筋肉なんや」と分かった。
それでいいのだと思う。
とにかく、良く動く肩甲骨や
肩関節を作ることが大切なので
空手の稽古のためにバトンをしている。
長年1つのことだけを頑張ってするよりも
いろんなことを習って経験しておくと
応用しながら活用できるし
故障も少ないのでいいと思う。
この日のエンジョイ空手はその後
ミットを使って
・正拳
・フック
・アッパー
・回し蹴り
とヘトヘトになるまで、18時まで動きまくった。
子ども達は小学生も含め
ロープを使って電車ごっこなど
気の向くままに遊ぶのが楽しいようで
空手には視線すら向けず…😂
「楽しい。ずーっと遊んでいたい」
「家に帰りたくない」と言う子も。
私の京都での仕事始めのこの日
8:30~9:15 空手自主練
10:00~17:00 施術
17:00~18:15 エンジョイ空手・片付け
この間休みは
合計1時間半くらいなので
約10時間、筋力フル活用。
しんどかったが
これくらい動いた方が体は調子良く
福岡へと元気に移動した。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます