魔女のひとりごと

★ 魔女になろう!

2ヵ月児の側弯。伸びない親指

2018-03-24 | 整体・カイロプラクティック
3/24(土) 名古屋施術
土曜日とはいえ高輪ほど施術予約数は多くないのだが、
施術しがいのある母子ばかり

①朝イチは、初来室の帝王切開後2か月の母子
 帝切理由は「骨盤の形が悪い」と言われたと。

赤ちゃん…向きぐせが強く、頭は右が強い絶壁
お母さん…肩こり・腰痛

うつ伏せで見ると一目瞭然! これでは安産は無理
  ↓

                     ↑
すぐに「片脚だるま起き」体操。体操後はここまで改善
その後、施術でさらに改善したが撮影を忘れた。

赤ちゃんの背腰部には、既に
はっきり目立つ脊柱側彎がみられた。

施術後、自宅で続ける

・脊柱側彎のケア法
・マイピーロネオ+腹巻の着用
・“おひなまき”

をアドバイスし、1ヵ月後の来室を勧めた。

妊娠中に片脚だるま起き体操をしていれば

帝王切開になることもなく
頭の変形・脊柱側弯にもならなかっただろうに…

と思えた母子だった。

②特に気になることはないが、念のため来室の1歳4か月児

診ると、頭~首の骨の並びが、これまでとは全く違う。
不思議に思って尋ねると
「そういえば…、2~3日前に玄関から落ちた」と。

 しかし、外傷は見当たらず、
 意識状態の変化などもなかったようだ。

施術後、受け身の確認をすると

2か月前は、右手はパーで受け身が取れていたのに
今日は右の親指が曲がったままで伸びず。
  ↓

                 ↑
肩・肘・手首・指の捻じれを調整し
受け身練習を数回繰り返しているうちに、少し改善

このように腕の捻じれや指の動きが変化したのは

「転落して頭を打ち、首~頭の骨格系バランスが
 変化したから」としか私には思えない。

私たちは学生時代も就職してからも
次のように習った。

「子どもが頭を打っても、すぐに泣いて、
 その後、泣き止んで
 意識状態が悪化しなければ問題ない」と。

これだと
「頭蓋内出血などの重大な病変は起きていない」
と言えるが、
「異常なし」とは断言できない。

それに、この子のように
その後、受け身を取るときに、
腕が捻じれて親指が伸びなくなったことに
親御さんが気づくことは、ほぼ無し。

こんなことが将来「突き指しやすい」などの
リスクつながるのだと思う。

自宅でも受け身練習をするよう勧めた。

というわけで、
転倒・転落しやすいお子さんをお持ちの方には、
少なくとも2~3ヶ月に1度の来室を勧めている。

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