9/6(土)は大阪新歌舞伎座。
楽しみにしていた天童よしみのショー。

1月~新歌舞伎座の会員となって、毎月通っているが、
特に楽しみにしていたのは、歌唱力抜群の天童よしみ。

今回は9/4~17の2週間の公演だが、

第一部の時代劇と、第二部の歌謡ショーを、
一人座長で頑張るのだからすごい。

↑
しかも、第一部の時代劇は、一人二役なので、着替えだけでも大変。
それをサラリとやってのけている。
これまで観た中村美律子・川中美幸・坂本冬美さんが主役を演じる芝居は
主役は歌手なのに、とても上手かった。
「本職でない芝居をするのに必死」との姿に、いっそう感動した。
しかし、天童よしみさんのは少し違う。
良く言えば「余裕しゃくしゃく」と言えるのだろうが、
「必死」感が全く感じられなかった。
悪く勘ぐれば「お客さんはどうせ第二部の歌を目当てに
来ているんやろし、歌だけでは3時間も持たせられんから、
時間つぶし的に芝居をしていればいいんや」
と捉えて、芝居をしているように思えた。
それでも観て満足できたのは、ダンサーの踊りの素晴らしさだった。
↓

時代劇の中で着物を着て、ストリートダンス的な踊りを
めちゃくちゃカッコ良く、表情豊かに踊るのだから、驚くばかり。
中でも、鈴木凌平くんの踊りは、格別に光っていた。私好み。
「松平健さんのような大物スターに来てもらっているわけでもないし、
実力派歌手である天童さんに、芝居まで頑張ってもらっていては
体力気力が、2週間、持たないだろう」と自分で自分を納得させた。
「ところで、この四人の若い男性ダンサーを、
この芝居に加えることを思いついたのは、一体どんな人なんやろ?
ほんまによう思いついたもんや」と思った。
私が彼らの踊りを目的に、観に行くことはまずあり得ないが、
天童よしみさんのステージの中で、彼らを観られて、とても感激した。
「彼らのダンスの公演があるなら、見に行きたい」と、本気で思う。

天童さんは、テレビで見るよりはるかに背が低く、
「ん頭身?」と思わせる体型。
他の女性歌手と比べて、「スタイルの面でハンディを抱えている」
としか言いようがないが、
彼女の天才的かつ圧倒的な歌の上手さで
私を含む多くのファンの心を、ガッチリと掴んでいる。
第二部の歌も堂々たる歌唱力と、絶妙な歌い回しで、
自分の持ち歌だけでなく、美空ひばり・やしきたかじん…
「全ての歌を楽々歌ってのけた」という感じを受けた。
「さすが上手い~」と思ったが、それ以上に感激することはなかった。
考えてみれば、美空ひばりさんもそうだったかも?
彼女の生のステージを見ることはなかったが、
四十代の歌を聞くと、「適当に歌っていても私は上手いのだから」
との感じが伝わってくることが多い。
今の天童さんは60歳。でも、若々しくとても元気そうだし
美空ひばりさんが50歳のときと比べれば、
はるかに体力があるように見える。
しかも、スターダムに昇りつめたのは、
ひばりさんのように、10歳そこらの幼いときからではないし、
天童さんの今が、ひばりさんの四十代に
相当するのかも知れない。
ひばりさんは子どものころから歌は天才的に上手いが、
私がひばりさんの歌に心を揺さぶられるようになったのは
ひばりさんが50歳近くになってからである。
そう思いながら振り返ると、天童さんも
「若手を伸ばすために、『私のステージに立たせている』
そんな気持ちなのかな?」と思えた。
願わくば、天童さんには80歳になっても現役を続けて
80歳の女性の歌を歌ってほしい。
85歳になった私は、その時、きっと感激で胸いっぱいになって、
天童さんの歌を聴いている気がする。。。そうありたい。
楽しみにしていた天童よしみのショー。

1月~新歌舞伎座の会員となって、毎月通っているが、
特に楽しみにしていたのは、歌唱力抜群の天童よしみ。

今回は9/4~17の2週間の公演だが、

第一部の時代劇と、第二部の歌謡ショーを、
一人座長で頑張るのだからすごい。

↑
しかも、第一部の時代劇は、一人二役なので、着替えだけでも大変。
それをサラリとやってのけている。
これまで観た中村美律子・川中美幸・坂本冬美さんが主役を演じる芝居は
主役は歌手なのに、とても上手かった。
「本職でない芝居をするのに必死」との姿に、いっそう感動した。
しかし、天童よしみさんのは少し違う。
良く言えば「余裕しゃくしゃく」と言えるのだろうが、
「必死」感が全く感じられなかった。
悪く勘ぐれば「お客さんはどうせ第二部の歌を目当てに
来ているんやろし、歌だけでは3時間も持たせられんから、
時間つぶし的に芝居をしていればいいんや」
と捉えて、芝居をしているように思えた。
それでも観て満足できたのは、ダンサーの踊りの素晴らしさだった。
↓

時代劇の中で着物を着て、ストリートダンス的な踊りを
めちゃくちゃカッコ良く、表情豊かに踊るのだから、驚くばかり。
中でも、鈴木凌平くんの踊りは、格別に光っていた。私好み。
「松平健さんのような大物スターに来てもらっているわけでもないし、
実力派歌手である天童さんに、芝居まで頑張ってもらっていては
体力気力が、2週間、持たないだろう」と自分で自分を納得させた。
「ところで、この四人の若い男性ダンサーを、
この芝居に加えることを思いついたのは、一体どんな人なんやろ?
ほんまによう思いついたもんや」と思った。
私が彼らの踊りを目的に、観に行くことはまずあり得ないが、
天童よしみさんのステージの中で、彼らを観られて、とても感激した。
「彼らのダンスの公演があるなら、見に行きたい」と、本気で思う。

天童さんは、テレビで見るよりはるかに背が低く、
「ん頭身?」と思わせる体型。
他の女性歌手と比べて、「スタイルの面でハンディを抱えている」
としか言いようがないが、
彼女の天才的かつ圧倒的な歌の上手さで
私を含む多くのファンの心を、ガッチリと掴んでいる。
第二部の歌も堂々たる歌唱力と、絶妙な歌い回しで、
自分の持ち歌だけでなく、美空ひばり・やしきたかじん…
「全ての歌を楽々歌ってのけた」という感じを受けた。
「さすが上手い~」と思ったが、それ以上に感激することはなかった。
考えてみれば、美空ひばりさんもそうだったかも?
彼女の生のステージを見ることはなかったが、
四十代の歌を聞くと、「適当に歌っていても私は上手いのだから」
との感じが伝わってくることが多い。
今の天童さんは60歳。でも、若々しくとても元気そうだし
美空ひばりさんが50歳のときと比べれば、
はるかに体力があるように見える。
しかも、スターダムに昇りつめたのは、
ひばりさんのように、10歳そこらの幼いときからではないし、
天童さんの今が、ひばりさんの四十代に
相当するのかも知れない。
ひばりさんは子どものころから歌は天才的に上手いが、
私がひばりさんの歌に心を揺さぶられるようになったのは
ひばりさんが50歳近くになってからである。
そう思いながら振り返ると、天童さんも
「若手を伸ばすために、『私のステージに立たせている』
そんな気持ちなのかな?」と思えた。
願わくば、天童さんには80歳になっても現役を続けて
80歳の女性の歌を歌ってほしい。
85歳になった私は、その時、きっと感激で胸いっぱいになって、
天童さんの歌を聴いている気がする。。。そうありたい。
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