魔女のひとりごと

★ 魔女になろう!

初めての天満繁昌亭

2020-01-17 | 観劇・ライブ・映画など
1/17(金)は、18:30~天満繁昌亭で
落語などを聞く予定。

夫の夕食はいつも18時~なので、
夕食はしるべえで17~18時の予約を取った。

年末にお節料理を受け取りに行ったときに
多忙で持参し忘れた金柑と
生け花用の南天を採り



昨日トコガーデンで採って来た柚子を、
紙袋に入れ、準備はバッチリ完了!

ところが、まだ時間があると思って
長いメールを書いていたら、
結局8分の遅刻で到着。

夫はもちろん先に到着していた。



おやつの食べ過ぎで米飯は食べられず、
グラスビールを1杯。

この間に肉と野菜の料理が出されたのに
楽しくおしゃべりしていたら撮影し忘れ(*_*;



繁昌亭までは徒歩5分あまりの近さなので便利。



本日の演目は落語・講談・浪曲



10年余り前まではこの近くに住んでいて
繁昌亭ができたことは知っていたのに
入ったことはなく、今回が初めて。

戦後に落語の復興に尽力された師匠の似顔絵。



三代目 桂春団治 五代目 桂文枝 人間国宝 桂米朝 六代目 笑福亭松鶴



あぁ、桂米朝の落語、聞きたかったな~。

私が小学4年生の時に
村に公民館ができた。

それ以前は、我が家の1階が
公民館代わりだった。

戸を取り外すと
33畳の広間になり、そこで

浪曲・大衆演劇・映画・宴会が
しばしば催されていた。

中でも、浪曲は私の父が好きだったせいか、
半年~3カ月に1回くらい(?)

近隣の村や町に住む
セミプロのような浪曲師達が
代わる代わる演じていた。

毎回、村の人達もたくさん集まり
私もその中に混じって聞いていた。

着物も演台や帳も
とても綺麗だったことは
今もハッキリ脳裏に焼き付いている。

何を言っているのかは
さっぱりわからなかったが、
声も音程も「綺麗やな~」
「でも私はあんな声は出せない、歌えない」
と思いながら、飽きることなく聞いていた。

やがて、公民館ができ
我が家も普通の家になった。

そして、TVの時代になったときに
三波春夫・畠山みどりさんなどの歌や浪曲も
TVで放送されるようになった。

その時、三波春夫さんは格別だと思った。

しかし、TVに出ている
畠山みどりさんをはじめ
その他の浪曲師さん達も
特別に上手いとは思わなかった。

それくらい、我が家で演じていた
浪曲師達は上手かったと記憶している。

今日の浪曲師 春野恵子さんは
今、人気の浪曲師だそう。

歌い回しや音程は良く、迫力はあったが、
声に艶がなく、割れたような感じが気になった。

とても無理して出している?
声帯に負担がかかって、傷めている?
そんな感じがして、気持ちよく聞けなかった。

姿勢や下顎のあたりが
イマイチ健康そうには見えず
現代人っぽい骨格が気になった。

片塩寄席に落語を聞きに行った時のブログにも

「胎内~新生児期に
 良い姿勢を保つ育児法を広げていかないと、
 落語の伝承者もいなくなってしまうのでは?」
と、心配になった2時間であった。

と書いているが、
同様に思いながら繁昌亭を後にした。

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