魔女のひとりごと

★ 魔女になろう!

キャッツ

2016-12-28 | 観劇・ライブ・映画など
私は今年まで、劇団四季のステージを見たことがない。

テレビで「ライオンキング」や「キャッツ」を、
たくさんの人が観に行っているのを見たり

友人が「感激した」「会員になった」などの声を聞くと、
「何とかして観に行かなくては」と思うようになった。

    そんな時、電車の「つり看板」にこれ
            ↓


年末なら、大阪駅前の四季劇場でキャッツを見られる!
       ネットで入場券を予約。
           ↓


 ずいぶん端っこの席だが、S席が1席空いていたのをゲット。

12/28の正午過ぎ生駒の家を出て、大阪駅へ。
歩いてすぐの大阪四季劇場へ。

館内は子ども連れがいっぱい。

  私は子どもころにこんな経験はないし
  子育て時代も、こんな高価なところに
  子ども達を連れて来てあげたこともない。

ステージや客席の周囲は、都会のごみ捨て場内の様相



   会場内は撮影禁止なので、これらの写真は、
  受付前のテレビを動画撮影し、キャプチャしたもの。



「ミュージカル」ということだが、私の概念では
「サウンド オブ ミュージック」のように台詞は普通に語り
合間に歌が歌われるものと思っていたら、
全てのセリフが歌(@o@)



なので、全体の流れに波がなく、
常に歌声が聞こえてくるのは、けっこう疲れる。

しかも、甲高い女性の歌声は耳につく。



踊りはクラシックバレエ調で、
踊りの技術は素晴らしいものがある。

しかし、ピンピン脚を上げたり、
くるくる何度も回るのを観客に“見せる”踊りは
モダンバレエ好みの私には、好きになれない。

   舞台装置の工夫は大したもので、
  上手いな~、と思うところは多かった。
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ネコの仕草を一生懸命にしようと
努力しているのはよくわかる。

しかし、さりげない動作の中に
「あっ」と思わされるような、猫らしさは少ない。

    でもこれは、さすがに猫らしい。
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   それでもこの公演回数、この観客動員数、
     素晴らしい。あやかりたい。



中学校の体育でダンスが必須になって以来、
女子の運動能力が飛躍的に上昇しているとのこと。

踊りは究極のエクササイズだと思う。
踊りが大好きになって、
丈夫に育つ人が増えることは喜ばした。

その点、劇団四季の果たしてる役割は
とても大きいと思う。

   こうして全国の大都市に専用劇場を構え、



全国を移動しながら
公演を続けられているという実績、素晴らしい。

家に帰った私の顔を見て、夫は
「なんや、今日のはあんまり良くなかったんやな?」と、

その通り。顔に出ている。

正直なところ、
「もっと全身(特に胴体)を使って
感情がにじみ出るような踊りが観たかった」

と言いたいが、細い薄っぺらなフラットバックの胴体では
そんな踊りを期待するのは無理か。。。

やはり幼少のころから、踊れる体作りの大切さを
今日も痛感させられた。

そんなことを書きつつも、

「せめて、ライオンキングだけは
観ておかなくては…」と思う。

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