6/25(火) 奈良・大阪で「行きたい!」
と思うような美術館・博物館は特になく
「それなら ここにしよう」と決めた
大阪市立東洋陶磁美術館
(MOCO=The Museum of Oriental Ceramics,Osaka )
ここには過去2回、訪れたことがある。
「シン」とは
・リニューアルし「新」たな歩み始め
・「真」の美しさとの出会い
・「心」がワクワクする鑑賞体験を
という3つの願いが込められているのだと。
今回見たいのは、油滴天目茶碗 (国宝)
実物を観ると
「どんな宝石・絵画・彫刻よりも美しい」
「この世でこれ以上美しいものはあるのだろうか?」 ↑
と思うくらい美しい。
まさに、魔法にかけられた? 麻薬中毒?
以前鑑賞したときは、撮影できなかったのか
ブログに写真は残っていない。
でも、美しさに魅かれて
何度も行き来しながら
見入ったことを覚えている。
それと、1月ほど前だったか?
NHK TV ニュースで
コントローラー付きのダミー茶碗を
各人の手で、いろんな方向に傾けると
油滴天目茶碗が、同じように動くデジタル映像を
360度あらゆる角度で、鑑賞できると放送していた。
それを体験したいと思った。 ( ↑この写真はこのサイトより)
でも、デジタル画像は感動がない。
やはり、実物がいい。
でも、自分ではきれいな写真は撮れない。
会場に大きく展示されていた、この写真はまるで宇宙。
撮影者は西川茂氏。
羨ましいな~、こんな写真が撮れるなんて。
油滴天目茶碗は、南宋時代の漆の天目台3点と共に
鎌倉時代以降に日本にもたらされ
関白豊臣秀次などによって
所持されて来たそうな。詳しくはこちらを。
この油滴天目茶碗が展示されているのは
第1展示場
これ以外は、壁の高い所に鴨形土器が1点のみ。
以前は、たくさんの展示品と共に
油滴天目茶碗が展示されていた。
なんだか目が泳いでしまった感があったが
今回の展示法がいいわ~。
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