11/17(木)はセミナー不成立に伴い休みとなり
どこかに行こうと
いつものこの本の
11月中旬のぺージを見ると
ムラサキシキブが
多摩にある「縄文の村」で見られると👀‼️
ムラサキシキブは生駒の自宅でも見られるが
縄文の家が復元された公園があると知り
ここに行くことに決めた。
午前中は雑多な仕事をし
昼食後に出発。
品川⇒新宿 京王特急に乗り換え
所要時間約時間1時間、523円。
13:50に到着
ここは都立埋蔵文化財調査センターで
この陸橋を渡ったところに
縄文の村が併設されている。
村に入るとすぐに美しく復元された家。
中に入ると真っ暗で、いきなり転びそうに😮
暗順応した目で見ると
床石が見え始め
家の真ん中にある囲炉裏に
足を突っ込んだことが分かった。
これは危険やで~。↓ 私は転ばなかったが
高齢者でなくとも、転んで骨折どころか
周囲の敷石で頭を打ったら大ごとになるで~。
などと思いながら上を見上げると
見事に竹などで編み上げられた屋根や周囲の壁。↑
家から出てから解説の看板を読むと
これは復元住居Aで
縄文中期終末期、2,000年前の敷石住居の復元だと。
復元された縄文の森を歩き進むと
復元住居Cに到着。
A棟より古い縄文中期後半
4,500年前の竪穴式家の復元。
外観はAほど立派ではなく、床は土。
家の中には吊り天井があり
物置となっている。
今も残る萱葺き・藁葺の家と大して変わらない。
Cは村民の家でAは村長の家かも…?
などと妄想を膨らませながら
その解説を見ていると
その横にムラサキシキブ!
そもそも、これがきっかけでここに来たんやった~😄
うちのより葉が大きく
枝ぶりや実の付き方も違って
どちらも美しい。
そこからまた歩くとB棟があり
A・C棟のように丸くはなく、長方形で大きい。
これは縄文時代前期
6,500年前の竪穴式住居だと!
AやCより古い👀‼️
解説によれば、縄文式住居は
方形→円形→方形と変ったそうな。
中はライトアップされている。
ここは平坦な土なんやから
転んでも大したことないよ。
ライトアップするなら
A棟にすればええのに…。
などと思いながら外に出て
ここで記念自撮り。↓
この四角いのは…? 何の解説もないけど…井戸?
と見ていると、
「駅に行くにはどうしたらいいんですか?」
と声かけられ、見ると少年が1人。
1人で電車に乗って来たのかと思ったら
駅の近くに家であるらしく
聞けば5歳。
最近引っ越してきたらしい。
1人でここに遊びに来たが
出口がわからなくなったと。
一緒に歩いていると
縄文時代から使われていたという
湧き水の取水場のような所に。
近年まで水が湧き出ていたそうだが
ニュータウンの建設で
水脈が断たれたのか、出なくなったそうな。
ここは行き止まりになっていたので
引き返して、出口に向かい
埋蔵文化財展示館の女性スタッフに
少年を預けた。
しばらくすると、彼女が帰って来て
「道路まで出たら
『ここまで来たら分かる』と
走って行った」とのこと。よかった~。
館内にはいろんな展示があり
特別展「境 道 恵」と常設展を見学。
展示ホールの入り口には
多摩丘陵を代表す2体の土偶
丘陵人(おかびと)の肖像 ↓
多摩ニュータウンのビーナス ↑
どちらも縄文中期前半に作られたのだと。
最初に多摩丘陵の成り立ちを見て
隆起した土地が丘となり
そこが地域と地域を隔てる「境」となり
一方では、丘は「道」となり
人々は様々な資源・富「恵」を求めて集った。
というテーマの特別展示。
人々が食べ物を求めて移動した 旧石器時代後期の石器 ↓
膨大な数の縄文式土器や土偶や
どのようにして米を煮て食べていたか
などが展示されている。
小さなイヤリングなどのアクセサリーも。
どこから常設展になったのかわからないが
これは平安時代の土器。
室町時代~
江戸時代
そして、明治になって、多摩地域は
神奈川県に属することになったが
明示26年
一転して東京府に編入された!
そして、人口増加・住宅難の解決策として
多摩ニュータウンが作られた。
そして、その開発中にたくさんの縄文住居跡や
土器などが発掘され
この展示館や縄文の村ができたというわけ。
館内には様々な体験コーナーがあり
火おこし ↑ ↓土器に縄模様をつける体験や
本を読んだり ↓ 籠を編む体験などができる。↑
が、全部体験する時間も体力もないので
割れた縄文土器を組み立てる体験にトライ。
まずは難度1。最初は全然わからず
スタッフに教えてもらって何とかできたが
すぐに解体してしまい ↓ 撮影失敗😥
難度2は、少し慣れたせいかスンナリとでき、撮影 ↑
難度1.2はダミーが2片混ざっているが
難度3 ↓ 4はダミー無し。 ↓
これらも割とスンナリと。慣れやね~😄
などとニヤケていたら、ユーフォーキャッチャーの
器械の中に、土器のかけらの山が👀‼️
体験用の4つともプラスチック製で
中の柱には磁石が付いていて
ピッタり合うと
密着して離れないようになっているが
これらの破片を拾い集めて
土器の形に仕上げるなんて
どれほどの時間がかかるのだろう。
想像しただけで「1抜けた~」
私は絶対にしたくない。
廊下に出ると、特別収蔵庫の一部が
ガラスになっていて、内部が見られる。
このオビタダシイ土器・土器…😲!
日本中、ずいぶんあちこち見て回ったが
これほど多くの縄文式土器が
展示されているのを、見たのは初めて。
この圧倒的な多さに圧倒されがら帰途に。
我々西日本人には
多摩ニュータウンとは
テレビなどで聞く言葉てしかなく
ここに高度な縄文化ががあったなんて
この歳まで、夢にも思わなかった。
やっぱり出歩いて、見てみないと
分からないもんやね~。
それにしても
私が知っている東京の人達は
東京を見歩いていないな~
もったいないな~。
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