この育児サークルの記事 の
最後に載せた外反拇趾について ↓ と
この空手の記事のトップに載せた
反張膝 ↓ についての続きです。
2つの記事に書いた2人は
大人の女性Aさんと
小学生男子B君。
B君の立ち姿でまず目につくのは ↑
180℃以上に膝が伸びて、弓状に反った脚。
靭帯や筋肉が男子より弱い女子には多いのだが
男子でこれだけ強い子は
これまで私の目には入らなかった。
なぜ反張膝になるのかはこちらをご覧ください。
空手後に、B君の施術を行い
足首の撮影をママに頼んだのだが
上手く撮れず、残念…。
でもAさんの足首とそっくりなので
Aさんの写真で説明することにした。
足首を天井側から撮った写真 ↑
足首を後ろから撮った写真 ↓
2枚の写真を見ると
矢印の先端にある骨=舟状骨・楔状骨が
内側に飛び出し
床に触れていることがわかりますね。
この図は、ネッター解剖学書のこの図を ↓
写真と照合しやすいよう
天地逆転し、1枚を左右反転しました。
骨の名前の詳細などは
解剖学書などで確認してください。
健康な足にはこの図のように
土踏まずがあるのだが ↓
AさんB君ともに立つと土踏まずは全然見えない。
でも、↑ 寝ると土踏まずがあるのがわかる。
Bクンの首~骨盤~膝~足首を施術した後
イスの背もたれに手を置いてウェへ体操。
この体操は『骨盤メンテ2』参照。
ただし、中古本しか買えません。
その後、立ち姿を見たところ
半分ほど改善したのだが撮影し忘れ😩
B君は先月まではこんな足首ではなかった。
B君に限らず
幼児期はこんな足首ではなく
小学生になると
こんな足首になる子が多いと感じる。
ママによると
「この1か月間間、
悪い姿勢で本ばかり読んでいた」と。
夏休み・コロナ禍の第7波が重なり
通学で歩くこともなく
外で遊ぶことも激減すると
わずかな期間でこうなってしまうことに愕然。
妹は “まるまる” 育ちで体格がよく
土ふまずはしっかり形成されていて
運動能力が高く、お喋り上手。
“おひなまき”を蹴り蹴りしていると
土踏まずが
形成されていくのがよくわかる。↑
B君は “まるまる” 育ちではなく
体格は華奢で病気がち。
2年ほど前から施術に通うようになり
昨年の4月から
月1回の空手を始めて
ずいぶん逞しくなり熱も出さなくなったが…
B君が不憫でたまらない
ママの様子がよくわかる。
B君ママ! 一緒に体操をして
時々写真を撮って送ってね!
Aさんは大人なので
1回の施術で
写真に変化が写るくらいの改善は
見込めない。
施術・ウェへ体操を続けるよう勧めると同時に
京都の靴屋さんも紹介した。
そうでないと、この若さで
これだけ強度の外反母趾だと
60歳になった時にどんな歩き方になる?
整形外科的な観血手術もあるが
足趾だけの問題ではないので
手術での症状改善は難しい。
とにかく、コロナ禍に突入して2年半。
子どもから大人まで
足趾~骨盤の悪い人が目立ちすぎ~😩
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