魔女のひとりごと

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小中学生に<四肢の状態の検査 問診票>

2016-04-12 | 赤ちゃん・子ども
つい先日、宮城県の助産師が、「小学校に入学した子が
学校からこんな用紙をもらってきた」と、
フェイスブックに投稿していました。



配られていない地域もあるようです。

「ある学校の養護教諭が『ぎょう虫検査と座高を
調べるのは廃止になって、この検査が始まる』と
話していた」と言う人もいます。

「全国的規模でされているのかな? 新入生だけかな?」
と思っていたら、私の小中学生の孫達も!

<四肢の状態の検査 問診票>をもらって来ていたので、
記入前のコピーをもらいました。



宮城県のとは用紙の形式は違いますが、おおむね同じ内容です。

私の2014/4/28のブログ
子どもの体に異変あり~広がる“ロコモティブシンドローム”予備軍~
に載せている「島根モデル」に良く似ているように思えます。

親御さんがこの問診表に沿って、
子どもの体を観察することは、とても良いことだと思います。

結果はきっと公表されるのでしょうから、楽しみです。

親御さんが「これは良くない」と思う状態は、
我々から見ると相当悪いと思うレベルでしょうね。。。

特に脊柱側弯は、肩甲骨の高さだけを見ても
分からないことがあります。

大人でも子どもでも、強い腰痛を訴える人の中には、
腰椎の部位が強く側弯している人がかなりあります。

でも、そんな人の多くは、肩甲骨あたりはかなり左右対称で、
「学校健診でも脊柱側弯を指摘されたことはない」と
きっぱりとおっしゃる方が多いです。

なので、おじぎした時に、肩甲骨だけではなく、
もっと下の腰椎あたりも見てほしいと思います。

子どものゆがみを診慣れている人は少ないでしょうから、
軽度のゆがみは見落とされると思います。

かなり強い脊柱側弯でも、本人も親御さんもこのように
全く気付いていないことが多いです。

親御さんが、曲がりなりにも見るようなれば、
少しは子どもの体への関心が高まると思います。

この問診表は、校医さんによる検診に役立てるだけでなく
問題のある体の子を、体育館に集めて、
よつばい・だるまさんゴロゴロなどの体操などをさせて、
体のバランス改善を目指して欲しいと思います。

脊柱側弯で「専門医受診」と指示されて、
受診しても「様子を見ましょう」で終わることが多いですね。

コルセットを着けるように指示されても
「痛くて辛くて着けられなかった」とおっしゃる人も多いです。

なので「今年中に小中学生クラスなどを
復活させないといけなくなるかも?」と、私は考えているのですが、
果たしてたくさん集まるかな?

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