関東地方は梅雨だと言うのに、暑くて良いお天気が続いています。
ところで、一昨日母から母の実家が壊され平地にされているという電話がありました。
駅から5分で角地の良いところですが、ずっと空き家になって朽ちかけていました。
老人施設に入っていた伯父(母の兄86才)が昨年の暮れに亡くなり、別の所にいたいとこが後を継ぎました。
母としては、伯父が入院している間ずっと管理していたので、一言行って欲しかったという思いがありました。
たとえ廃屋になっていたとしても思い出はたくさんあるので見届けたかったのだと思います。
そういった思いを大切にする人と、割り切ってお金だけで動く人などいろいろとあるものですね。
ダムの中に沈められた村などは、そういった思い出をたくさん抱えて沈んでいるのでしょう。
これで両親の実家が両方ともなくなってしまい、寂しくなりました。しかし、昨年甥が結婚して家を買い、子供が生まれたりして、新しい芽が大きく花開いています。
こうやって、人は繋がっていくものなのですね。