昨日レッスンに行くまで、ダンスへのモチベーションが下がっていた。
というのは、タンゴ、ワルツ、スローともに、全部のステップ、つまり先生の作ったルーティーンが終わったからだ。
さあ、次は何をしよう。
まだ新しいのは習っていない。
お休みしようかな・・・・と思いながらレッスンへ。
先生がレッスンの始まる前に、これからのレッスンの方向を話してくれた。
ステップはもうわかっているので、次の課題に移るということ。
それは正しい形で踊るということ。
ワルツもタンゴもスローも、毎回最初から、三分の一くらいずつの割合でやっていく。
そのなかで、美しい形を作っていく。
先生の作ったルーティーンばかりおさらいしても、パーティーでは、組んだ人によって、どのようなステップを仕掛けてくるかわからない。
私はまだ、先へ先へとステップを考えて踊っているらしい。
そうではなく、リードされたら、すぐにそれについていく練習をしなければならない。
だから、1レッスンの間に、3つの種目を突然やって、それをこなす練習となった。
いきなり「タンゴ」と言われた。
もう1か月前のことだから、すっかり忘れていた。
それでも身体が何とかついていく。
次は「スロー」。これは今サークルで練習中だからまだいい。
そのように次々と種目が変わる。
そしてワルツをつかって、美しい形を練習する。
左腕を出来るだけ左にひっぱり、右の首筋を伸ばして左をむく。
これで男性は見えなくなる。
そうすると少し上半身が後ろに倒れる形になり、よくダンス雑誌などでみている女性の形になる。
この形のままで踊る。
結構疲れる。ゼーハー言ってしまう。
そして、この形でスローも踊ってみる。
以外と踊りやすい。
次に両腕を広げ、片足で立ち、浮いているほうの足を前後に振る。
うまくバランスが取れない。
これを右、左交互に振ってみる。
一種の体幹トレーニング。
これができると、踊りやすい身体になるそうだ。
今月は、体幹を鍛えて、さらに美しく見える姿勢で頑張るというのが、目標となった。
目標が決まれば、モチベーションもあがる。
いままで飛ばしてきたので、ちょっと気持ちが疲れていた。
それを先生はみぬいていた。
「何か新しい要求をされたら、今までのができたと思ってください」
といわれ、私もさらにステップアップすることができたのだなと、嬉しくなった。