日々の幸せを育んで

ワンちゃん達がいて、孫達がいる日々の生活。小さな幸せのある暮らしを綴っています。

取り合い

2008年12月23日 16時34分00秒 | 日々の暮らし
今日は青空ですが、空気が冷たい日です。
アンの爪切りに行きたいと思っていたのですが、寒いので延期する事にしました。

          

3人は今、「シルキーガム」がお気に入りです。
初めて食べさせた時、3人揃って軟便になってしまったので、『どうしてだろう?』って思っていたのですが、ガムに含まれているコラーゲンが軟便の原因だった様です。
なので少しずつ食べさせて、慣れさせて。。。便が元に戻ったので、今は毎日おやつに1つずつあげています。

アンは特にこのガムが気に入っていて、食べるのが遅いマリーのガムを毎日狙っています。
何でも食べるのが速いマリーなのですが(何でも噛まずに呑み込んでいます。)、何故かガムだけはしっかり噛んでいるので、どうしても食べるのが遅くなる様です。
なのでいつもマリーには、アンやアトムより小さい目のガムを選んであげているのですが、それでも1番遅くまで食べています。

          

3時のお茶の時間に、昨日の残りの、私の大好きな神戸屋の「ジャーマン」を食べようと思って、コーヒーを入れてテーブルに着きました。
3人には今、おやつのガムをあげた所なのに、揃って私の周りにお座りしています。
アンとアトムは、既にガムは食べ終わっていたのですが、マリーはガムを咥えたまま、お座りしています。

「マリー、ガム食べているんでしょう。」
「あなた達、パンはあげないよ~。」
「今、おやつのガムを食べたでしょう。」と言っても、3人はパンが欲しくてお座りしています。

じ~っと見つめている3人に根負けして、パンを少しずつあげました。
マリーは自分の足元にガムを置いてから、パンを咥えて食べました。
3人はパンを食べ終わると、また私を見つめています。

『ガムをそこに置いてると、アンに食べられてしまうのに。。。』
と思いながら、また3人に少しずつパンをあげてコーヒーを飲んでいると、アンが動ごいているので、ふとマリーの足元を見ました。
ガムがありません。
アンが食べてしまったようで、アンは元の場所に戻って、美味しそうに口をペロンと舐めています。
「えっ~、アン食べちゃったの~?」

マリーはガムが無い事に気がついて、探し始めました。
「マリーちゃん、ガムはアンちゃんが食べたよ~。」
って、教えてあげたのですが、マリーはアンとアトムがお座りしていた所も探しています。
そんな時は怒らずに、しつこくクンクンしながら探し続けるマリーです。

アンは誰かの食べ物を取ったりはしない子なのに、ガムだけは別みたいです。
毎日、毎日、自分のガムを食べ終わると、マリーのガムに釘付けです。

          

アンはみかんがあまり好きではありません。
食べたい時にしか食べません。
何でも参加のマリーとアトムは、「欲しくない物」とか「嫌いな物」は、食べ物に関してはないようです。

アンはみかんを咥えても、食べたくない時は床に置いたまま、どこかに行ってしまいます。
みかんをあげても、アンが咥えない時はあげないのですが、咥える時は「食べるだろう。」と思ってあげます。
でも、咥えても食べない時があるのです。
そのみかんをマリーとアトムが、狙っているのですが、いつもマリーが素早く奪います。

この間、アンが置いて行ったみかんを2人が食べようとして、いつも通りにマリーが食べたのですが、その後すごい剣幕でマリーがアトムに食って掛かって行きました。
「マリー、何怒ってるの?」
「マリーが食べたんでしょう。」
「どうして、アトムに当たるの? 止めなさい!」と言っても、マリーは怒り散らしていました。
アトムがいつもよりみかんに近づいていたのが、腹立たしかったのだろうと思います。

          

アトムは、誰の物も取って食べていないのではありません。
パンなどを上げる時、アンが咥えた物を横取りするのです。
横取りされても、アンは怒りません。
「きっと、お母さんはまたくれる。」って信じているアンなので、アトムに怒ったりはしません。

こんな風に、毎日3人で食べ物の取り合いをしています。
『いつも1人だけが。』って事がないので、見ていると面白いです。

『3人は平等な立場に立っているって事なのかしら?』って思いながら、毎日の取り合いを、時々「止めなさい!」と止めたりしながら、眺めています。