南側の公園の植木がお手入れされ、木々達が驚く程、本当に驚く程短くなりました。
公園に陽が降り注ぎ・・・我が家のリビングも明るくなりました。
鬱蒼としていた公園が、あまりにもスッキリして、リビングからの光景もすっかり変わりました。
『鬱蒼と緑が多いのがいいのか・・・何もなく明るいのがいいのか・・・』
は分かりませんが、
『こんなに極端じゃなくて、もう少し中庸っていうのはないのかな?』
って思ってしまいます。
先日、バニーをゲージに入れて・・・孫達の病院に付き添って、みんなで出掛けました。
帰って来ると、ゲージの中はおしっこシートが細かく噛み千切られ、グシャグシャになっていました。
出掛ける時、何となくバニーの事が気になったので、病院の後寄りたい所があったのですが、寄らずに帰って来ました。
『なのに・・・やっぱり、おとなしくお留守番できないんだ。』
バニーには、リビングでしてはいけない事など、まだまだ教える事はたくさんあります。
ナナもマリーもアンも、ゲージの中での生活は殆どしていません。
ゲージに入れていた日数が多かったのは、リーだけです。
リーは生後46日で我が家に来たので、あまりにも小さくて1人でリビングに居させるには、大きな不安がありました。
なので、お買い物に出掛ける時などは、必ずゲージに入れていました。
小さなゲージだったので、お買い物から帰って来ると、リーがウンチまみれになっていたりして・・・本当に大変でした。
それに困り果ててからは、娘の部屋に入れて出掛ける事にしたのですが、柱を齧って齧って・・・それも大変でした。
リーをリビングで自由にさせたまま出掛けられる様になったのは、どれくらい経ってからなのかは覚えていません。
ナナが来た時、リーはすべてを習得していたので、ナナもリビングで自由にさせまま出掛けていました。
その後のマリーもアンも、同じ様にリビングで自由にさせたまま出掛けていても、そんなに心配する事がありませんでした。
アンが観葉植物の大きな植木鉢を、リビングから寝室に引っ張って行って、リビングが土まみれって事はありましたが・・・。
『みんな自由に、どこの部屋にも行かせてあげられたのに、バニーはいつになったらそんな風にできるのかな?』
『私達が出掛ける度に、バニーはゲージに入れられるのは、バニーも嫌だろうな。』
そう思ったので、バニーをリビングに慣れさせる努力をしています。
おトイレに行くと、「ボーロ」がもらえると分かっているので、バニーはおトイレをしないのに、おトイレに行ってすぐに戻って来て、私の顏を見上げます。
「してないでしょ?」
「おトイレに行っただけだから、あげないよ。」
って言うと、もらえない事はきちんと理解できているバニーなので、遊び始めます。
それを1日に何度かしています。
『バニーは、私が見ているかどうかを試しているのかしら?』
私は用事をしていない時には、バニーの様子をしっかりと見ています。
でも、自由にさせている時間が長いと、バニーがおトイレに行ったのを知らないままになっている事もあって、
『バニー、今日はおトイレに行く回数が少ないな・・・』
って思って、おトイレを覗きに行くと、トレーの外でしていたりします。
「えっ、何で?」
「何でここにするの?」
「もうそこがおトイレじゃないの!」
ってバニーに言うのですが、バニーは怒られると思っているので、遠く離れた所にいます。
とっても頭のいい子なので、「ボーロ」がどこに置いてあるかなど、一度見ると覚えてしまいます。
こんなに覚えるのが速いのに、おトイレの事を覚えていない筈はありません。
「ご褒美がもらえないなら、お母さんを困らせてやろう。」
「お母さんは、いつもきちんと私を見ていて欲しい!」
って思っているのかも知れません。
「きちんとおトイレに行ってるのに、お母さんは見ていない・・・」
「見ていないんだったら、ここにしておこう。」
って思っている様な気がします。
私達家族全員の性格を、バニーが把握しているとは思えないので、バニーはきっと今まで、そんな風にしないと生きて来れなかったんだと思います。
頭のいい子をいい子に育てるのは、とっても難しいです。
先に、心を読まれているって事もあるので、どんな風に持って行くのがいいのかを、バニーを見ながら考えています。
リーからアンまでの4人は、おやつが置いてある場所を、こんなにしっかりとは分かっていませんでした。
「お台所へお母さんが行くと、おやつを持ってきてくれる。」
「袋を開ける音がすると、おやつだ。」
ってくらいの理解力だったと思います。
バニーを抱っこしながら、
「バニー、いい子になろうね。」
「分かっている事は、きちんとしようね。」
「しっかり元気に育とうね。」
って日々言い聞かせています。
『可愛くていい子なんだけど・・・気を引きたいのかな?』
『バニーが求めてるものを与えてあげれていないのかな?』
『バニーは、私に何を求めているのかな?』
毎日、そんな風に考えながらの・・・1からの仔犬育てをしています。