気持ちを感じようって言われても、できひんかってん。
なぜか。
そもそも、気持ちに名前がなかったからやと思います。
たとえば、これを書いてる、今。
名前がないこの時間は、
食べ吐き。あるいは、朝からアルコールをプシュっと。あるいは、ワーカホリック。
名前ないとあかんのかって?うーん、わからへんねんけど…
名前がないから、身体的な刺激や酔いや、「忙しい忙しい忙しい忙しい…」を、ひっしのぱっちで、ラベリングしようとしたんやと思います。
そうしないと、「もたない」感じなんやわ。なんやろね、これ。
この鍵盤をたたくと出る、この音は、ドの音です。
この音は、レの音ですよ。
ああ、
そうだったのか。
ピアノの調律のように、私は、自分の名前のない気持ちに、ミーティングを通して、名前をつけてもらっています。
私は、この時間、
さみしくて、むなしくて、傷ついていました。
名前がついた。
だから、名前を呼んであげます。