自分の身体や食欲が恥ずかしい

むかーしむかし、摂食障害が「思春期痩せ症」と呼ばれていた頃

なんでそう呼ばれてたっていうと、思春期の女の子が、だんだん女性らしい身体…ぽちゃ…になっていくのを拒んで、食べへんくなる例が多かったから、みたい。

自分の身体を、受け入れられん

性別違和ならぬ身体違和

成熟拒否、って言われてたやつ。


いまは、これ、ないわけじゃないけど


もひとつ、別のモチベーションがあると思うねん！

違和感の中にある、「恥」のきもち。

子どもの漫画やアニメに必ず出てくるキャラクター、「食いしん坊」

ムードメーカーで、いつもお腹をすかせていて、よく食べてはよく笑われる。(バラエティで笑いをとる女性も同じ位置か)


インプリシットにラーニングしてまう
この、身体と食欲＝恥の概念


私たちは、自分の身体を通して、この世界を経験するのだそうです

その身体が、恥 をまとっているのだとしたら

なんたる生きづらさよ！

◎私たちの振り返り3

p141 l25

自分で作り上げてきた身体に対する恥ずかしさはもう何年も考えないようにしたままで、それがいかに嫌な気分を引き起こし
自分の弱さをどれほど強く思い起こさせるものであるかということをすっかり忘れていました。


p142 l2

摂食障害は、はじめの頃は恥の気持ちを打ち消してくれる解毒剤のようなものでした。…あれほど長く引きずっていた恥ずかしさの気持ちが、はじめは落ちる体重と一緒に溶けてなくなって行くように感じられました。


p142 l13

はじめは「悪い食品」〜食べると罪の意識を感じ、やがて人前で食べるだけでも罪の意識を感じ、最後には空腹感を認めることさえできなくなりました。


p142 l22

…心の中では、みんなに対して隠し事をしていることを自覚し、今にも弱い部分、食いしん坊の部分がバレてしまうのではないかと恐れおののいていたのです。


p143 l22

つまり、恥の感覚は完璧主義の裏返しだったのです




<ミーティング案内>
日時
2018年8月26日(日)13:30〜14:30


場所
クロスパル高槻4F研修室

対象
摂食障害の本人さん、ご家族、支援者の方

内容
分かち合い


直接会場へいらしてください〜(^^)