(7)私の治療体験
…摂食障害の記事を読んでいて、食物の貯蔵、隠れ食いなどが摂食障害の症状であることを知り、病識は持っていた。…理解してもらえるか、すごく不安だった…この先生は「こういう病気もある」程度の知識…会う精神科医と合わない精神科医がいるものだということを知識として知らなかったので、長く通い続けた。
…今度の先生は若くて優しいお姉さんみたいな先生…「今まで辛かったねー」…心が震えた。これが私の求め続けていた援助だと…でも、先生のことが大好きになって「良い患者」でいたくなって…演じるようになり、本当の気持ちなんて全然話さなくなった。
…なんの症状もなかったので、「何のためにきたの?もっと大変な人がいっぱいいて忙しいんだから」と拒絶されたらどうしようか…
…「うつ」を主訴に受診した…何回か通ったのち、摂食障害の過去があることを話した…全然わかってもらえなかった…ある日、怒りがこみあげた…「わからないよ!先生みたいな鈍感な人には!!」という一言は精神科医には最も痛かったのだろうか、「あなたを受け入れられない」という一言は摂食障害の私にとって最も痛かった。「○○医院ってこんなにひどいんだよー…」次から次へと友達をつかまえては…そう言い始めて私の「うつ」は吹っ飛んでしまった…
…精神科医の顔が青ざめてきた。ちょっと言いすぎたみたいだ。少し語気を弱めた。「でもねー、先生にこうして怒鳴るようになってから、私元気になってね…」…「…先生と出会えて良かったですよ」その時精神科医の目から涙があふれ出した…慌てて慰めの言葉をかけた。
(9)欲しい情報
どういうプロセスで症状がとまっていったのか、症状がとまってからどんなしんどさがあるのか、そのしんどさは治ったか、治ったとしたらどういうふうにして?
<ミーティング案内>
日時
2019年4月21日(日)13:30〜14:30
2019年5月26日(日)13:30〜14:30
場所
クロスパル高槻4F研修室
対象
摂食障害の本人さん、ご家族、支援者の方
内容
分かち合い
直接会場へいらしてください。
待ってるよ〜(^^)