「私は他の人たちとは違うんだ」という感覚って、いいの?わるいの?
みんな違ってみんないい、っていうやん。
ひとそれぞれ、似てなくていい、合わせなくていい、ってね。
自分らしく、とかね。
ううむ。でも。
諸刃の剣で。あくまで私にとって、なんやけど。
病院につながったとき、私は自分で電話して自分の足で歩いて行った。
入院もしなかった、もとい、できなかった。
だから
仲間が、家族に連れて行かれて、とか、まだ入院二週間目で、とか、話してるの聞いて
「やっぱここの人らと私は、違う」って思った。
そもそもそんな恵まれた環境じゃねーわって。
病気だろうがなんだろうが、私は家族のためにご飯作らなきゃならんねん、仕事もあるねん、避難入院とか、許されへんねん、ってね。
気づかへんかってんけど
これ
ものごっつい、孤独、ですわ。
誰もおらんのよ。
「あー、ここも、違った。私の居場所じゃない」
小さい小さい世界でね。
食べ物と私だけの、小さい世界。
脱出できた。
それは、頭で考えるより、足。
行ったミーティングで、仲間が言うんです「皆さんとは、私、ちょっと、問題が違うんですが…」
行ったミーティングで、仲間が言うんです「一人でこっそり病院行ったわ」
行ったミーティングで、仲間が言うんです「たしかに食べ吐きはしてるけど、誰にも迷惑かけてないし」
行ったミーティングで、仲間が言うんです「皆さんのアドバイスを聞いて、勉強させてもらいます、がんばります、ありがとございます」
あれ…なんだ
私やん。
この人、私やんって。
「それな!」ってなる、感覚。
「私は他の人たちと 同じだ」
「この人たちは 私だ」
私はone of themだ。
「私は他の人とは違う」という感覚を
手放させてもらっています。
今日一日。