思いがけず、みんなでイタリアンをいただいた後は、妹一押しの温泉へ
もうこの後は『寝たい!』というところですが、その日一番大事な仕事が残っています
母が生きていたら、あまりの呑気さに怒られていたと思います
夜遅く、大豆を洗い始めました
長野の水はまだとても冷たく感じました
大きな釜に洗った大豆とお水を入れて、やっと終了
天国から母は苦笑していたかもしれません
5日は早朝から大豆を煮て、滞りなく味噌作りは終了しました
その後、毎年指導がてら参加してくれている叔母と弟家族は帰宅
私たちは妹の仕事が終わるのを待って戸倉上山田温泉へ向かいました
もちろん、ゴールデンウィークが始まる前に、予告した30㎞ハイクに参加するためです
その結果を気にかけてくださっている方がいてうれしく思います
何とか定刻に善光寺まで辿り着くことができました
ありがとうございました
宿に着いたのは夜7時を過ぎていました
妹も連休中休みがなく早朝から部活の仕事をこなしてきて、またお味噌作りもしていないということもあってか
妹が旅館を予約してくれました

戸倉上山田温泉は、千曲川に面した温泉文化の息づく長野県を代表する温泉地です
泉質の良さでも知られていて腰痛、高血圧、動脈硬化など単純硫黄泉が癒してくれます
また、《美人の湯》とも呼ばれていて、アンチエイジングの効果もあるそうです
今回の長野滞在は、3日間とも毎日温泉三昧、至福の時間でした
私が小さい頃には無かったのですが、近年周辺には様々な特長を備えた外湯がたくさんできて選り取り見取りといったところです
250円から高いところでは1500円くらいで入ることができます
妹は通勤の車に入浴セットを備えていて、学校の帰りに入りたいと思ったら温泉に入ってから帰宅することがあると聞きました
マウスオン
今回お世話になった旅館は、屋号の“梅”をあしらったものがいろいろな所にあります
食器類もおかみさんが特別に作らせたものとか・・・いいものがたくさんありました
連休中、仕事で休みがなかった妹も一日だけの休日を大いに楽しもうとしていました
短い時間でしたがのんびりと過ごすことができました
お風呂好きな妹はさっそく朝湯に行っている間に、前日から頼んでいた夫以外の二人分の朝食が6時に届けられました
暖かいおにぎりがとてもうれしく思いました
やはり、緊張していました
朝食はやめて、胃に負担がなく、すぐエネルギーにかわるバナナを食べようか等など、いろいろ考えたりもしました
でも、できたての朝食を前にしっかりいただいてしまいました

6:45 会場に到着
受付を済ませて、開会式を待っているとどこからともなくやってきた男性にいきなり握手を求められました
何が起こったのかキョトンとしていると、その方は『1番』の方、私は『300番』ということで、トップとビリ
そんなこと考えもしなかったのですが、うれしく思いました
妹が、『いい番号だよ』と言ったのはこのこと?だったのか
とにかく、何も考えずにギリギリに申し込んだ末のことでした
マウスオン
このイベントは千曲市観光協会が主催したもので、タイムを競うものではなく全員が完歩できればいいという趣旨のようです
チェックポイントが置かれていて、先頭から20分以上遅れると救護車に乗ることになります
しかし先頭が“牛”なので安心していたところ・・・
数百m歩いた牛は、車(救護車?)に乗せられ次の撮影(TV局の撮影)ポイントに行ってしまいました
さらにペースメーカーの観光協会スタッフの足の速いこと速いこと・・・
安心していたのもつかの間、そんなことで必死に歩きました
今回で28回目というウォーキングイベント、5歳から72歳の老若男女が参加しているということですが
全員の人がこのペースで大丈夫なのか、心配してしまいました
でも、皆さん元気です
トレーニングもしていない私が、一番ダメな人だったかもしれません

雨の中、いよいよスタートです
チェックポイントは昼食までに、約1時間ごとに3回
トイレ休憩と給水ポイントでもあります
その度ごとに少しづつ痛いところが出てきましたが、千曲川の左岸を歩くのでその景観の良さに癒されました
それにしても、雨がどんどん強くなってきました
当日は、曇りのはずではなかったのか
準備不足のために、傘をさして歩いたのですが、洋服はかなり濡れてしまいコンビニを探したのですが河原にはありません
あまりにも濡れてしまい、昼食場所の『川中島古戦場に来て欲しい』と夫にSOS を出しました
昼食よりも先に洋服を着替え、ようやく寒さから脱出
ここでは、同時開催されていた、“旅姿コンテスト”の発表もありました
スタッフの方はもちろん、着物の後ろを端折って旅姿スタイルで歩いていました
旅がらすの勘太郎さんや山伏になりきっている人、かつらなどもかぶり雨の中楽しませてくれました
佐久間象山の銅像の場所からまたスタートです
ここからが正念場
痛い部分を調整しながら歩く方法が分かってきたので工夫しながら歩きました

目指すは善光寺さま
頭に地図が描けなくて、あと何時間、あと何分、あと何キロ、あと何メートル・・・と辛い状態の足を引きずりながらなんとか善光寺さまの門前に着いた時は涙が出るほどうれしく思いました
スタート前に配られた、笠はヒノキでできているとか
この笠のおかげで、頭は濡れることもむれることもなく快適でした
笠をかぶった仲間が続々と到着しています
私たちは、ちょうど定刻に到着
驚いたことに、私のようにやっと歩いている人をあまり見かけませんでした
中には、ゴム長靴をはいたおじいちゃんもいました
通りすがりに、珍しい花を見つけると足を止め、生垣の石に目を留めたりして余裕で歩いていました
あらためて、何かを始める時に道具から入る私は反省しきりです

私もようやく妹や一緒に歩いてくれた方に支えられて善光寺さまに到着しました
厳密には、29.8㎞だそうです
先頭で到着された人は、またもどこからともなく現れた“牛にひかれて善光寺”に着いたということです
牛の後には、阿波踊りのような笠をかぶった女性たちも登場したそうです
やっとの思いで登った急な階段
なんだかとてもご利益がありそうな気がしてきます

牛にひかれて善光寺まで30㎞を歩いたという証しならいいのですが、実はスタート前に受付で全員がもらった完歩証の賞状

手にした時にがっかりしたのですが、最後一番苦しい時に一緒に歩いた60代の方が
『これは自分との闘いだから・・・』とおっしゃった言葉で救われた気がしました
そして、最後の善光寺さまでも到着した人から解散でした
完歩したという自分の問題なんだけど、その方の一言がなければ寂しかった
途中、スタッフの人の心配りなど感心していたのに、残念でした
この主催者側は、この感動をどんな風に考えているのか?
夫も子供たちも完歩するとは思わなかったらしい
妹も最初から、がんばりすぎないように・・・と
私の中では、参加するだけでは意味がないと思っていたので完歩するつもりで臨んでいました
その後は、この帰省で4回目の温泉に行きました
ストレッチを十分して、温泉で足のマッサージをしました
妹が、すかさず足をマッサージしてくれたのにはびっくりしました
自分だって水疱ができた足なのに・・・感謝の気持ちでいっぱいでした
その後は夕食もとらずに帰宅の途につきました
帰りの車中では、足がだるくて、痛かったのですが
温泉の効力はすごい!
翌日は、ほとんど痛みもなく家事をこなすことができました
それが一番心配なことでしたから・・・
帰りがけ、妹から来年は『塩の道』を歩こうね!と
『もういい』と思っていた時に、来年もありかもしれないと思ってしまいました
もうこの後は『寝たい!』というところですが、その日一番大事な仕事が残っています
母が生きていたら、あまりの呑気さに怒られていたと思います
夜遅く、大豆を洗い始めました
長野の水はまだとても冷たく感じました
大きな釜に洗った大豆とお水を入れて、やっと終了
天国から母は苦笑していたかもしれません
5日は早朝から大豆を煮て、滞りなく味噌作りは終了しました
その後、毎年指導がてら参加してくれている叔母と弟家族は帰宅
私たちは妹の仕事が終わるのを待って戸倉上山田温泉へ向かいました
もちろん、ゴールデンウィークが始まる前に、予告した30㎞ハイクに参加するためです
その結果を気にかけてくださっている方がいてうれしく思います
何とか定刻に善光寺まで辿り着くことができました

ありがとうございました
宿に着いたのは夜7時を過ぎていました
妹も連休中休みがなく早朝から部活の仕事をこなしてきて、またお味噌作りもしていないということもあってか
妹が旅館を予約してくれました

戸倉上山田温泉は、千曲川に面した温泉文化の息づく長野県を代表する温泉地です
泉質の良さでも知られていて腰痛、高血圧、動脈硬化など単純硫黄泉が癒してくれます
また、《美人の湯》とも呼ばれていて、アンチエイジングの効果もあるそうです

今回の長野滞在は、3日間とも毎日温泉三昧、至福の時間でした
私が小さい頃には無かったのですが、近年周辺には様々な特長を備えた外湯がたくさんできて選り取り見取りといったところです
250円から高いところでは1500円くらいで入ることができます
妹は通勤の車に入浴セットを備えていて、学校の帰りに入りたいと思ったら温泉に入ってから帰宅することがあると聞きました
マウスオン
<

今回お世話になった旅館は、屋号の“梅”をあしらったものがいろいろな所にあります
食器類もおかみさんが特別に作らせたものとか・・・いいものがたくさんありました
連休中、仕事で休みがなかった妹も一日だけの休日を大いに楽しもうとしていました
短い時間でしたがのんびりと過ごすことができました
お風呂好きな妹はさっそく朝湯に行っている間に、前日から頼んでいた夫以外の二人分の朝食が6時に届けられました
暖かいおにぎりがとてもうれしく思いました
やはり、緊張していました
朝食はやめて、胃に負担がなく、すぐエネルギーにかわるバナナを食べようか等など、いろいろ考えたりもしました
でも、できたての朝食を前にしっかりいただいてしまいました

6:45 会場に到着
受付を済ませて、開会式を待っているとどこからともなくやってきた男性にいきなり握手を求められました

何が起こったのかキョトンとしていると、その方は『1番』の方、私は『300番』ということで、トップとビリ
そんなこと考えもしなかったのですが、うれしく思いました
妹が、『いい番号だよ』と言ったのはこのこと?だったのか
とにかく、何も考えずにギリギリに申し込んだ末のことでした
マウスオン
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このイベントは千曲市観光協会が主催したもので、タイムを競うものではなく全員が完歩できればいいという趣旨のようです
チェックポイントが置かれていて、先頭から20分以上遅れると救護車に乗ることになります

しかし先頭が“牛”なので安心していたところ・・・
数百m歩いた牛は、車(救護車?)に乗せられ次の撮影(TV局の撮影)ポイントに行ってしまいました
さらにペースメーカーの観光協会スタッフの足の速いこと速いこと・・・
安心していたのもつかの間、そんなことで必死に歩きました
今回で28回目というウォーキングイベント、5歳から72歳の老若男女が参加しているということですが
全員の人がこのペースで大丈夫なのか、心配してしまいました
でも、皆さん元気です
トレーニングもしていない私が、一番ダメな人だったかもしれません

雨の中、いよいよスタートです
チェックポイントは昼食までに、約1時間ごとに3回
トイレ休憩と給水ポイントでもあります
その度ごとに少しづつ痛いところが出てきましたが、千曲川の左岸を歩くのでその景観の良さに癒されました
それにしても、雨がどんどん強くなってきました
当日は、曇りのはずではなかったのか

準備不足のために、傘をさして歩いたのですが、洋服はかなり濡れてしまいコンビニを探したのですが河原にはありません

あまりにも濡れてしまい、昼食場所の『川中島古戦場に来て欲しい』と夫にSOS を出しました
昼食よりも先に洋服を着替え、ようやく寒さから脱出

ここでは、同時開催されていた、“旅姿コンテスト”の発表もありました
スタッフの方はもちろん、着物の後ろを端折って旅姿スタイルで歩いていました
旅がらすの勘太郎さんや山伏になりきっている人、かつらなどもかぶり雨の中楽しませてくれました
佐久間象山の銅像の場所からまたスタートです
ここからが正念場
痛い部分を調整しながら歩く方法が分かってきたので工夫しながら歩きました

目指すは善光寺さま
頭に地図が描けなくて、あと何時間、あと何分、あと何キロ、あと何メートル・・・と辛い状態の足を引きずりながらなんとか善光寺さまの門前に着いた時は涙が出るほどうれしく思いました
スタート前に配られた、笠はヒノキでできているとか
この笠のおかげで、頭は濡れることもむれることもなく快適でした
笠をかぶった仲間が続々と到着しています
私たちは、ちょうど定刻に到着
驚いたことに、私のようにやっと歩いている人をあまり見かけませんでした

中には、ゴム長靴をはいたおじいちゃんもいました
通りすがりに、珍しい花を見つけると足を止め、生垣の石に目を留めたりして余裕で歩いていました
あらためて、何かを始める時に道具から入る私は反省しきりです

私もようやく妹や一緒に歩いてくれた方に支えられて善光寺さまに到着しました
厳密には、29.8㎞だそうです
先頭で到着された人は、またもどこからともなく現れた“牛にひかれて善光寺”に着いたということです
牛の後には、阿波踊りのような笠をかぶった女性たちも登場したそうです
やっとの思いで登った急な階段
なんだかとてもご利益がありそうな気がしてきます

牛にひかれて善光寺まで30㎞を歩いたという証しならいいのですが、実はスタート前に受付で全員がもらった完歩証の賞状

手にした時にがっかりしたのですが、最後一番苦しい時に一緒に歩いた60代の方が
『これは自分との闘いだから・・・』とおっしゃった言葉で救われた気がしました
そして、最後の善光寺さまでも到着した人から解散でした
完歩したという自分の問題なんだけど、その方の一言がなければ寂しかった
途中、スタッフの人の心配りなど感心していたのに、残念でした
この主催者側は、この感動をどんな風に考えているのか?
夫も子供たちも完歩するとは思わなかったらしい
妹も最初から、がんばりすぎないように・・・と
私の中では、参加するだけでは意味がないと思っていたので完歩するつもりで臨んでいました
その後は、この帰省で4回目の温泉に行きました
ストレッチを十分して、温泉で足のマッサージをしました
妹が、すかさず足をマッサージしてくれたのにはびっくりしました
自分だって水疱ができた足なのに・・・感謝の気持ちでいっぱいでした
その後は夕食もとらずに帰宅の途につきました
帰りの車中では、足がだるくて、痛かったのですが
温泉の効力はすごい!
翌日は、ほとんど痛みもなく家事をこなすことができました
それが一番心配なことでしたから・・・
帰りがけ、妹から来年は『塩の道』を歩こうね!と
『もういい』と思っていた時に、来年もありかもしれないと思ってしまいました