前回の生地に出てきた「ルーマニアンレース」の見本です。
まずコードを編んで、
そのコードをモチーフの輪郭をつくり、空間をステッチで埋めていくレース編みです。
技法としてはバテンレースに似ています。
バテンレースは市販のブレードを使いますが、
ルーマシアンレースはコードを編むところから始めるのます。
丸みのあるコードなので、立体的な作品に仕上がるのが特徴です
こちらのブドウも、有名モチーフのひとつ。
ブドウの実の部分が、とても凝った編み方で立体的になっていますね
団体によっては「ルーマニアンマクラメ」と称しているところもあります。
残念ながら、ルーマニアンレースだけが載った日本語の本は今のところ出ていません。
レースの教科書的な本の中に一部出ているくらいで、
北海道では教えてくれる方も少ないのではないのでしょうか。
なかなか触れる機会の少ないルーマニアンレースですが、
インターネットで作り方を紹介しているサイトもあるので、
レース編みにくわしい方なら独学でチャレンジしてみては?
独特のボリュームのあるモチーフが素敵ですし、
前回ご紹介した「イーラーショシュ」の本も図案の参考になりそうですよ
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