新刊のご案内です。
「糸ボタン」ってあまり聞かない言葉ですね。
ヨーロッパ、主にチェコ等で作られていた、
リングやディスクに糸を巻いて作るボタンのことなんです。
「糸巻ボタン」とか、「リングワーク」とも言うそうです。
「糸ボタンの本」 ちくちくちどり著 グラフィック社~1600円(税別)
使う糸も、くるむ土台も、大きさもアレンジ次第!
糸を巻いていく工程は、日本の手毬や
加賀の指ぬきに似ているかもしれませんね。
糸を扱うのがお好きな方なら、きっと「ハマる」はずです。
出来あかった作品は、ボタンやアクセサリーとして使ったり、
大き目のものはインテリアに、
小さいものは標本箱に入れて飾っても楽しいですよ。
実はこの「糸ボタン」、マリヤ手芸店では
何度かお問い合わせがあって、
本を探しているお客様がけっこういらっしゃいました。
これまでは洋書で、しかも一部載ってる程度の、
こちらの本しかなかったんです。
日本語の本が出たのは画期的なことなんですよ!
最近、世界各地の様々な手芸の本が出版されることが多く、
「こんなマニアックな分野が?」って驚くこともしばしば。
それだけ日本に手芸好きな方が多く、
勉強熱心で好奇心旺盛な方がいらっしゃるのでしょう。
マリヤ手芸店としては嬉しいことです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます