ブティの本日本語版

前回ご紹介した「ブティ」の洋書ですが、
著者は「中山久美子ジェラルツ」という日本人の方なんです
ですので、文化出版局から日本語版も発売されています
こちらの方がお値段のお安く、解説ももちろん日本語
作り方もわかりやすく載っているので、
こるから「ブティ」をやってみたいという方にもお勧めです

「ブティの贈り物」中山久美子ジェラルツ　文化出版局～１８９０円



こちらは裏表紙。
「ブティ」は南フランスに伝わる伝統的なキルトの一種で、
嫁入り道具として、ベッドカバーなどを揃えて持たせたのだそうです。
白い繊細な縫い目が、とても上品な雰囲気ですね



中山久美子ジェラルツさんの本は、ほかにもう一冊
こちらの「ブティⅡ～白いオブジェ」も取り扱っています。
副題に「白いオブジェ」とあるように、
ベッドカバー、クッション、バッグのような大きな作品や、
帽子やベストといった服飾品も載っています。
こちらは少し上級者向けな感じですが、
もう見ているだけでた、め息が出そうな作品ばかりですよ

「ブティⅡ～白いオブジェ」中山久美子ジェラルツ　文化出版局～１７８５円

ブティの洋書

ブティ（boutis）の洋書が入荷しました
ブティ（boutis）は、フランス風のキルトのことで、
白い（もしくは淡い色）生地に細かい縫い目でキルティングをしていき、
立体的な模様を浮かび上がらせる技法です。

「L'art du boutis」~５４６０円


アメリカのキルトとは違った、とても繊細で上品な作品ですね。
ホワイトワークの刺しゅうやレースにも通じる、優雅な雰囲気です
写真も素敵ですし、フランス語ですが作り方も載っています。
針仕事がお好きな方、ぜひご覧くださいね

裂き織りの作品集

手織り関連の新刊のご紹介です
裂き織りの作品集で、
様々な作家の作品が美しいカラー写真で紹介されています。
作り方などはありませんが、
使っている素材や作家のプロフィールなどが載っています。

手織りをされるお客様にも、裂き織りは人気です
配色や素材の組み合わせなど、とっても参考になると思いますよ

「GRAPHIC SAKIORI」マリア書房～３３６０円

[Collection since 1926]

マリヤ手芸店のギャラリーでは、
１月に引き続き、マリヤ手芸店の収蔵品の展示を行っています

ポスターの写真は、１９２６年（大正１５年）の創業当時のマリヤ手芸店です。
当時としてはハイカラな建物でしょ
マリヤ手芸店は今年なんと！８６歳になるんですよ
こうなったら、１００歳目指して頑張らないとね



１月から展示している押絵や紙人形に加えて、
２月からはマリヤ手芸店の創業者「本間貞（テイ）」の
染色作品も展示しています。
写真は屏風仕立てになった大きなロウケツ染めの作品です。



こちらは本物の葉を使った染色作品。
当時は大変貴重だった染料を使っています。
本間貞（テイ）は染色、刺しゅうなど様々な手工芸を手がけ、
道展の工芸部門の創立にも貢献した方なんですよ
現在の社長は、貞（テイ）さんの孫にあたる三代目です





本間貞（テイ）の作品は、マリヤ手芸店の階段などにも
常時展示しています。
のんびり階段を使って降りる時に、
ちょっと足を止めてご覧になってくださいね

ウール生地のバッグ

最近、マリーがプライベートで作ったものをご紹介
ウールの生地で作ったバッグです



実はこのバッグ、古着で２００円で売ってた
スカートをリメークしたものなんです。
可愛い柄だし、古着だけど状態も良かったし、
タイトスカートでバッグに調度良い大きさだったの。
もちろん、ちゃんと洗ってから仕立てましたよ

お花のモチーフは、母に編んでもらいました
森ガール風で、可愛くなったでしょ

素敵な生地を見つけると、すぐバッグにしたくなっちゃうんですよね
おかげでマリーの部屋はバッグだらけになってますよ～