材料を大切に使う事と節電について。
神奈川県 横浜市 精密板金 丸井工業(株)専務の井手野です。
節電と言えば必要のない場所の照明を消したりエアコンの設定温度を上げたりとそれぞれ皆さん工夫をされていると思います。
節電について少し目先を変えて見てみると我々物作りの会社は材料を加工して物を作っています。なにもせず自然と手に入る材料があれば別ですが、殆どの材料は何かしらの形で電気を使って作られたり運ばれたり管理されたりした後に我々の手元に届きます。目には見ませんが材料を無駄に使う事によってそれだけ多くの電気が消費される事になります。要するに無駄なく使う事によって節電に繋がるのです。
下の写真はネスティングと言うNCTの加工方法です。専用のプログラムを使い色々な種類や大きさの製品を一枚の材料の中に無駄無く配置して材料を効率良く使います。丸井工業はISO14001(環境)を取得して4年目になりますが、材料については取得以前のかなり前から環境に配慮してこのネスティングを取り入れ細かくなったスクラップは専用の業者に依頼してリサイクルを行っています。歩留まりを良くすると言う事は材料の無駄をなくしコストダウンにも繋がります。
▲ 1個の製品を材料1枚(緑の線)に配置した絵です 1個だけ作った場合残りの部分は残材となります
(ネスティングを使わないこの様な場合でも残材はギリギリまで使います)
▲ 1枚の材料にネスティング処理を行った絵です 色々な種類の製品が無駄無く配置されています
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