
おはようございます、神奈川県 精密板金の丸井工業です。
今日は“バーリングタップ(BR)加工”についてお話しします。
以前、板金に直接ネジを作るネジ加工についてお話ししました
ネジ加工(タップ)のブログ
同様に板金に直接ネジを加工する方法の一つでバーリング
タップ(以降BR加工とします)と言うものがあります。
板金の厚みだけではネジ山(ネジの溝)が足りない場合ネジ
山を多く作る為に板金を絞って下の写真の様な形状にしてそ
の中にネジ加工をする方法です。

▲BRタップ加工をした製品例(矢印部がBR加工)
下の写真は真横から見た物ですが、板金が絞られて飛び出し
ているのがわかります。

▲BRタップ加工を真横から見た写真

▲BRタップ加工の拡大写真
丸井工業株式会社
公式WEB:http://www.marui-k.co.jp


おはようございます、神奈川県 精密板金の丸井工業です。
今日は先日の続き“せん断加工”についてお話しします。
NCTで加工すると材料の切断面が写真の様になるという事は事実なのでここでは理論などと言った難しい事には触れず進めていきます。
下の写真でほぼ中心辺りで色が変わっているのが分かると思いますが右の矢印側から金型が入ってきて(金型で切る)中心辺りからせん断(押し切る、引きち切る)された様子が分かるかと思います。

▲せん断加工した切断面
下の写真は上の矢印がNCT加工(せん断加工)、下の矢印が機械加工(切削加工)をした切断面です、せん断加工と切削加工の違いが良く分かると思います

▲せん断加工と切削加工の切断面
丸井工業株式会社
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おはようございます、神奈川県 精密板金の丸井工業です。
いつも読んで頂いてありがとうございます、14日で丸井工業ブログも3ヶ月目に入りました、ブログって読むと書くのは大違い,結構大変ですよね
さいしょに何気なく1日置きに投稿してしまい、そのペースで書き続けるうちに結構大変な作業だと気づきはじめ「やっちゃったー!」とか思いつつも新たな目線で自社の仕事を観察する良いきっかけにはなったので良かったとは思っています。
さて、今日は“せん断加工”についてお話しします。
穴を孔ける刃物を金型と言いますが、上型と下型に分かれていて上型が下型に入り込む事により板金に穴が孔く仕組みです、その時板厚の約半分近くまでは刃物が切断し残りの部分は引き千切る様な形で押し切りますがこれを”せん断加工”と言います。
下の写真は金型で抜いた材料の断面です、ほぼ中央まで金型が入っているのが分かります(右と左の矢印部の色が違う)

▲せん断加工の断面写真
次回も“せん断加工”について引き続きお話しします。
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おはようございます、神奈川県 精密板金の丸井工業です。
今日は“プリント基板のレール加工”についてお話しします。
以前、板金にプリント基板を取付ける場合スペーサーや取付金具
などを使う事をお話しました
もしユーザー先でプリント基板の拡張やメンテナンス調整の為に
基板を抜き差ししたい場合などはこの方法を使わずに樹脂製の
基板レールを板金に取付け、そこに基板を入れます。
この加工はNCT内で行います(加工シュミレーションは下記)

▲下の矢印が樹脂製のレール
上の矢印はレールを板金に取付けた所
樹脂製の基板レールのコストや取付ける工数、スペースの問題など
でレールが使えない場合は「マルチブラケット」と当社で呼んでいる
板金に直接レールを作る方法を使用します。

▲矢印部分が直接板金に加工したレール
下の写真はレールに基板を入れた所です、レールとレールの間の
板金が無くなるので熱も逃げやすい構造です。

▲マルチブラケットに基板を入れた写真
基板や製品の大きさに合わせてレールの長さや個数は自由に
レイアウトできます。

▲基板ケース(上下にレールのブラケットを取付)
レールが加工される模様は丸井工業HP内の整形金型アニメー
ション(ガイドレール)でご覧頂けます。
整形金型アニメーション
他のシュミレーションもご覧頂けるのでアニメーション内の絵を
ダブルクリックしてご覧ください。
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おはようございます、神奈川県 精密板金の丸井工業です。
今日は“圧入ナット加工”についてお話しします。
板金にネジを直接加工する(タップ)については以前お話しましたが
今回は板金にナットを取付ける加工についてお話しします。

▲圧入ナット取付けられた板金(銀色の部品が圧入ナット)
どちらもネジによる組立を容易にする為に行う加工ですが、
後に調整やメンテナンスなどでパネルやカバーを取外したりする
場合はタップよりも圧入ナットの方がネジ山を壊す心配が少ない
などの利点があります。

▲圧入ナット(自在ナット)を裏側から写した写真
こちら側からネジで部品やパネルを取り付けます。
特に写真の圧入ナットは「自在ナット」と言い、ある程度の範囲
でナットの中のネジ部が自由に動くので取付けた部品の微調整や
組立なども楽に行えます。

▲赤い矢印の部分がある程度の範囲で動きます
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