大型血統による飼育元年となる2011年度もいよいよ大詰め。
最終ステージにおける暴れは多少ですがありますね。 さすがに。
今期の菌床は、昨年ギネス菌床となり過去に数多の実績がある
HS菌床と、添加剤配合比率含め、海斗パパさんと相談しながら取り組んでいる
TP菌床という2つのブランドを使用しています。
そして興味深いことに、3本目に暴れるラインと、全く暴れないラインと
ラインにより違いがでています。
ちょっとこれは面白いですね。
検証途中なのでまだ詳細の記述はしませんが、
セオリー通りの正攻法の他に、人がやっていないことにチャレンジしたい我が家では、
今期あえて「種親とは違う菌床」を使用しています。
よって「餌慣れ」とはまた違う要因かもしれません。
それと、初令投入からそろそろ11ヶ月が経過しようとしていますが
恒温エアコン飼育を実施しているショップレンタルスペース管理組が、
なんと♂♀ともにまだ蛹が1頭もいない。
一方のワインセラー管理組は冬温度を45日、その後徐々に温度を上げ始め
45日を経過し、VIP幼虫の蛹室を確認した上で2度程温度を下げ、現在24~25度。
こちらは約半数が蛹室を作り1/3が蛹になりひとまずひと安心といったところ。
ちょっと忙しく、レンタルスペースには久しぶりに訪問したらその状況なんです。
蛹室を作ってはいますが・・・
ショップレンタルスペース飼育管理組は、ご存知のように
「冬温度を設けず、喰わせ続けることで幼虫がより成長するのでは?」
という検証目的もあり、あえて低温飼育期間を設けず23~24度のまま。
これはやってしまったのか?
それともこれから蛹になるのか?
流石に不安になり約半数の♂♀をショップレンタルスペース管理から移動し、
10日程低温管理を実施後、ワインセラーに移し27度設定にして温度ショックをかけてみようと思います。
今までも、ショップ購入個体からの国産オオクワガタは恒温下でも問題無く無事羽化しているようです。
やはり種親の飼育環境の影響をまともに受けるんでしょうか?
逆にショップに残した半数の♂♀がセミ化してしまうか否か?
どうなるか興味深いです。
「攻めと守り」
色々やってみないと分からないですね。
それとセミ化対策について、何かご存知の方はアドバイスを頂ければありがたいです。(__)